1980


概要

構成員
主な作家
藤田傳
主な演出家
藤田傳
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
http://gekidan1980.cool.ne.jp/

過去の公演

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男冬村村會議事録(92.6)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


1980(イチキュウハチマル) Vol.24「男冬村村會議事録」6月23日7時(2:00')
下北沢/ザ・スズナリ 前2500円 当2700円 6/16〜28(17ステ)
作・演出/藤田傳 03-3321-2835 客70(7割)

なんだか知らないけど、いろんな媒体で褒められているハチマルを初めて見まし
た。ほとんど新劇してますけど、確実な笑いは井上ひさしの世界です。

●北海道の辺境の地・男冬村(オフユムラ)に伝わる村会の議事録。戦後のどさくさから、
たった300人ほどの人口の村に出来た村議会。その議事録に添って、戦後史が
綴られる。食料難、因習の是正、売春防止法の制定などが滑稽に描かれ、村人達
の人の良さ、無邪気さと、近代化の時代との摩擦が示される。そして後半・・・。

一人の女が降り立つ。海に消えた父の行方を捜しているという。唯一の手掛かり
は、焼き印の見える木片。なんとそれは、この村の弁天様のもの。まさにこの地
こそが父の消えた海。女は、海を臨む断崖に500万という大金(村の年間予算)
で墓碑を刻むことを決意する。突然、北海道縦断高速道が村のその断崖を通るこ
とが決定し、てんやわんやの大騒動が巻き起こる。

なかなかに笑わせてくれます。安心の笑いです。ちょっとエッチで、素朴で、確実
です。ホンはしっかりしてます。こりゃこまつ座の世界ですね(それほど皮肉はな
いですけど)。そこそこに楽しめました。んですけど、やっぱものたんないなあ。
最後のドンデンとか、面白いんですけど、そのわりに驚きがないんです。あまりに
キッチリしすぎてて、役者も的確な演技しすぎてて、意外さも不思議さもおかしさ
も生まれませんでした。そういう芝居なんですよね。そういう芝居が好きな方には
おすすめです。

見終わって「でも、東京国際演劇祭参加作品も見てもいいかもしんない。」



大往生 (95.11)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/26(日)7:00-8:50PM 晴 下北沢・駅前劇場 1980第31回公演(3321-2835)
 「大往生」 著:永六輔 脚本・演出:藤田傅 指定3500自由3000(当日3300)
  桟敷最前列より 客席ほぼ満員(110人)

 劇団名:イチキュウハチマル。実在の迷宮入り事件を題材にしたりの社会派。
 肩こらずに鋭い切り込み+音曲や歌を巧みに使うとこ○。こまつ座を彷彿させる
 楽しさ、好きなねこ
 今回は、永六輔の同著書+アルファが元。ねこ未読。ベストセラー+楽しく巧みな舞
 台で連日満員のよう。週末で予約可は、この回だけなり(当日券はあり)。
 
 舞台。老人ホーム、娯楽室。中央に大テーブルといす。だいだい色の壁には、人
 物画。子供のかと思うよな絵、老人たちの絵が一杯。開演15、5分前を告げる、
 永六輔のアナウンスあり。ようこそ。席があると知っていて、早く来ちゃうのは
 老化の始まり。お客は神様、でも仏様にはならないで・・とか。
 
 お話。まとまった話はなし。12人の老人達、看護人達のにぎわい。さまざま日
 常エピソードのおしゃべり。死や老いを負いながらのラリホー、楽しいね。死に
 たい日を決め、葬儀社呼んで命日遊びとか。ラストは、拾った5万で競馬。興奮
 の果てには・・ちゃんちゃん。

 したたか、あけすけなじじばば。タフで陽気。食事の挨拶「あなたの命をわたし
 の命にさせて!」。「(不幸ってやつも)他人事だから楽しいのさ」。ははは。
 まとまった話はないのに、矢継ぎ早の積み重ねに興味津々。面白し。いつもの音
 曲、歌も楽しいショー。こんな老いなら怖くない。ぼけぼけ、万歳で○な感じ。
 
 役者。いつものよう、キャラ毎の個性くっきり。役柄もあって○。2年ぶり位に
 見たおかまの老人役:里村孝雄の芝居がかり、愉快ねこ。(11/21-28 12ステ)


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にしかど(nskd@enpe.net)