3○○


概要
1979年、舞台芸術学院/青俳演出部出身の渡辺えり子を中心に、2○○として旗揚げ。「ゲゲゲのげ」で岸田戯曲賞を受賞。

構成員
主な作家
渡辺えり子
主な演出家
渡辺えり子
主な役者
渡辺えり子
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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Vol.22 1の1の6(90.9)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


3○○(さんじゅうまる) Vol.22 「1の1の6」9月17日7時半(2:20')
両国/ベニサン・ピット 指3500円 10月7日まで
作・演出/渡辺えり子 03−335−4606(平日の席あり)

今年、ここまでの「総合力」NO.1。まあ私の見てるのが小劇場ばっかだか
らね。でも面白かったよお。小劇場の楽しさを再認識したよ。

ストーリーは・・・1回見ただけじゃわけわかんないよ(テアトロに戯曲が載
ってるぞ)。自分の母が自分の子供で、でも自分はメフィストに操られ、野球
でファーストやったファウストがゲーテで、実は自分が悪魔で、30才が今で
2020年に人間は不死になり子供は禁止で60才の自分が45才で作った子
供が母で我が子で、椿がきれいだった・・・(どーだマイッタか)。

主役の宇梶は、先週フジの「東京ストーリーズ」で千堂あきほと共演してたが、
まだまだ(無難にこなしてた)。しかし、叩けば光る役者がいっぱい(郵便局
員が好き)。再スタートの3○○は期待できるぞ。

役者で芝居を見る私が、これといった役者がいないのに楽しめたのは、演出、
音楽、歌、美術、振り付け、そしてホンのどれをとっても最近のベストだった
からだね。センスいいし、歌うまかったもんなあ(ほとんどミュージカルして
た)。「ゲゲゲのげ」やTVで見た「夢坂」が良かったのに「黄色い部屋」と
か、なんだか文学しちゃってつまんなくなった3○○が、とってもエンタテイ
ンメントしてるんだ。いろいろ語りたいから、良かったら見てやって下さい。
わけわかんない芝居でも楽しめる人に、お薦めします。



クレヨンの島(91.7)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


3○○「クレヨンの島」7月29日7時(2:30')
下北沢/本多劇場 前3000円 当3300円 7/25〜8/11(24ステ)
作・演出/渡辺えり子 出/篠井英介、田根楽子、河野洋一郎、宇梶剛士、
03-3335-4606 客370(95%) 東銀之介、山崎ハコ、田中利花、武発史郎

3○○(サンジュウマル)は渡辺が79年結成。小劇場ブームの先駆者。89年再出発。
そして今回、おふぃす3○○のプロデュースとしSOLD OUTの協力を
得て新たなスタート。個性が集まった。やっぱホンはいい。展開ワクワク。

すごいぞお。モチーフになってるのは、南海の鳥島の近くの螢島に50年に
一度現われる幻の螢鳥、児童文学ナリミヤ国の冒険物語と、それを舞台化し
ようとする劇作家の女と3人の劇団員、螢島にある謎の病院、そして日本野
鳥の会、謎の湖、記憶喪失の外人、螢鳥を母親と思っている男、羽男という
見えない少年。謎が謎を呼び、時間が交錯し、現実と物語が絡み合う押し入
れの向こうの物語。すごいぞう。やりまくってるもの。遊んでるし。

こんだけ絡めておいてちゃんとつじつま合わせるんだから(無理もあったが)。
最後に説明まですんだもの。いつもよりずっとわかりやすい。こーゆーホン
があるから、中途半端なSFとか許せなくなるんだよな。とにかくホンだ。
あと、深沢さん(出ていない)相変らず複雑な曲を提供している。歌大変。

見終わって「ハコさん(患者役)可愛いの。さすがに歌はうまいし。しかし、
あれがハコさんだなんて・・・。何才だよお?。」



月に眠る人(93.6)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/5(土)7:00:10 シアタ−・アプル 劇団3〇〇
        「月に眠る人」   作・演出:渡辺えり子  1列20席
 
   タイトルが好き。内容も少し懐かしく、夢幻的。
  引っ越し屋の重吉(役者名がでないぃ)は、無気力に囚われ、精神科
  (大谷)へ。じつは多重人格の重吉。過去へと遡る。そこで、自分の
  世界はまた、自殺した幼なじみの光(田根)の精神の中にあることを
  知る・・。
   人物関係が、複雑すぎて理解できないよ。これから観る人は、パンフ
  買ってからがいいかも。ともあれ、正統派の劇的な時間と空間。
  そして渡辺えり子、山崎ハコの劇中歌に酔った夜でした。



赤い靴(94.8)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


8/6(土)7:00-9:20PM 晴 下北沢 ザ・スズナリ 劇団3○○
 「赤い靴」      作・演出:渡辺えり子   ゆるい満員

 物語のうずしおにぐるぐるねこ。気持ちいい。

 お話し。えー、脳がぐるぐるでまとまりません。引き潮のときだけ孤島になる
 南の島。そこのやはり引き潮の時だけ姿を現す劇場が舞台。ヒロインを夢見る
 女優の夢もまた、べつも夢のなかで・・・とゆうお話し。

 生死と時間を越えたさまざまの人達のエピソード、いくつもの夢が、重なりあう
 幻惑の楽しさ。冒頭のミュージカルレヴューみたいのも、親しみやすくていい。
 3○○のこんなとこが好き。
 中盤のどたばたが、ちと長い。寝ました。もっとすっきりするといいのに。



風の降る森 (95.08)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


 ねこは、前日にTEL(転送電話->TOPS)予約しました。まだ、指定席もあるとの
 ことです。当日に予約は、最近の3○○はしてくれるのかな?。
8/6(日)2:00-4:00PM 晴 新宿・シアタートップス 劇団3○○(03-3354-6497)
 「改訂版・風の降る森」作・演出:渡辺えり子 指定前売3000、当日3300、
 自由前売2500、当日2800 桟敷最前列中央から 客席満員150?

 6年ぶりの再演。初演時のキャストは、末尾参照。劇団11年目、旗揚げ時の
 メンバーが相次いで退団した後の新生公演でした。それまでとは、違う生気が印
 象的で。豊川悦司、ガジラ常連の白石禎もでてたのね。渡辺えり子の唄が良くて
 ・・。今回、体調戻ってないのか、出てないの。寂しいねこ。

 お話。チベット。悪鬼。いけにえの母。7つの湖の謎。永遠の少年。風音の吹く
 耳。いくつもの物語の断片をふりまきながら、めぐり終わらない。兄弟の永遠の
 恋のような物語。
 
 台詞に酔う。主題歌の前など、打ち上げるのとか。ダンス、アングラして、月に
 唄い、豆腐を売り、恋をするですか。飛躍する世界に、脳ぐるぐる。気持ちいい。
 そりゃ、この後の作品「クレヨンの島」などに比べりゃ、イメージの奔放さは、
 △だけど。ねこは堪能、特に後半いい。前半は役者のせいか、上滑りで残念。こ
 の辺、若手の成長に期待。初演との違い?。役者以外、覚えてる分は同じだし・。
 
 役者。樋口浩二は、いい男。めだつ。親しみももてる。杉浦美智子は、通る声と
 貫禄。でも、渡辺えり子とダブっちゃう。ちょっと寂しいねこ。(8/5-27)

 キャスト他     初演:第20回'89-5-8〜21スズナリ  第27回(今回)
                (17ステ)         (26ステ) 
 ザシー・六子         豊川悦司         樋口浩二
 パサン・五子         竹内久美         久保内亜紀
 テンジンギャボ・あつし    東銀之介         東銀之介 
 チョトウ・ツォラン・一郎   白石 禎         土屋良太
 パーモ・二郎         遠藤 靖         遠藤 靖 
 ウィトン・三郎        武發史郎         内野 智
 ナムゲ・良子         稲垣広貴         遊上良子  
 ナナコ・ダンスホール夫人   渡辺えり子        杉浦美智子
 (他多数、省略ごめん。)
 
 美術:寒竹常雄 照明:中川隆一 作曲:深沢敦 は同じ。他には、 
 ・衣装協力          小泉今日子        ?
 ・豆腐提供          マルカ食品        栄屋豆腐店
 は、おまけ。


深夜特急 (96.2)

3○○ってお客さん入ってるんですね。TOPSで24ステージもあるのに、
私が観た回は立ち見も出る超満員でした。

私は異様に眠くてちょっとうつらうつらしてしまったのですが、でもす
ごく面白かったです。超満員もうなずける出来でした。

生と死というのが大きなテーマなんですが、私はむしろ家族の話として
この芝居を観ていました。(私からすると死んでしまった少年のお父さ
んの、お兄さんへのコンプレックスみたいなものがなんだかとても可哀
想で、感情移入してしまったもので。)

まあちょっとベタなところには引いたりもしましたが、一見バラバラな
エピソードが微妙に接点を保ちつつ重層的に配されていて一筋縄ではい
かない感じですし、うまいこと謎かけがあったりもして、飽きることな
く最後まで楽しむことができました。

公演はすでに終了しています。次回作は夏にスズナリで、渡辺えり子さ
んもまた出演なさるそうです。


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にしかど(nskd@enpe.net)