(下の文章の文責:まねきねこさん)
8/27(土)7:00-8:40PM 晴 新宿・シアタートップス あなただけ今晩は 5
「烏賊ホテル」 作:岡本 蛍 演出:久世龍之介 ほぼ満員
潮騒が聞こえる部屋。軽やかな笑いのうちに浮かぶ母との糸。役者の連携も○。
奥にドアと明かり窓。古びたモスグリーンの壁と木地の床。藤椅子。なんか音が
なくとも、海がそこにあるような美術。いいかんじ。17番会議室54に、まつもと
さんの紹介が載っています。
お話し。4人の男達のもとに、おなじ手紙が舞い込んだ。来てくれとのかあさん
の手紙。初対面の異父兄弟、助教授(田山涼成)、不動産屋(高橋克実)、刑事
(榎田逸美)、ホスト(近藤芳正)は、それぞれに母親のことを語り出して。
とんでもなく男運がないのに、命に関しちゃ強運の母親。悲惨も行きすぎると、
滑稽で笑うしかないほど。でも、乾いた笑いというわけじゃない。憧憬や憎悪と
それぞれ違えども、母親を語る言葉には、血の通った思いがあるから。
終始リズミカルな笑いのある舞台に、いい味を加えています。
田山、榎田さんは役柄もあって、手堅い演技。そこに、高橋、近藤さんがひょろ
りと崩すというコンビネーション、○。太陽に吠えろパロや、歌の絡まりも可笑
しい。気楽に観れて、楽しめるのも良いです。
(下の文章の文責:まねきねこさん)
9/20(水)7:30-9:15PM 晴 新宿・THEATER TOPS あなただけ今晩はP PART6
「ラ・烏賊ホテル」 作:岡本蛍 演出:久世龍之介 前売、当日3500
中段(9列)下手より 客席6割(80人)
昨年、男優4人で上演した「烏賊ホテル」('94-8/23-28TOPS 7ステ)から一年
後。前回は、異父兄弟達が母なるものを巡って織りなす物語。今度は、見ず知ら
ず女性4人の1人の男性への思いがキー。ミステリ調。前作の4人(助教授、周
旋屋、刑事、ホスト)が影に現れるので、観た人には+なおまけ。前半のガジェ
ット台詞(スナック・リカから、バービーに浮気とか)も、ちょこちょこ楽しい
中村まり子、重田千穂子、西山水木、山口智恵。この4人じゃ、男がなんぼのも
んじゃい。でもやっぱり好きなの、なたくまし話?と思うてたねこ。ちと違い。
仕掛けが2つ。1つは本のことが現実に?。もう1つもありきたと言えばそう。
けど、孤独なすがりたいような4人の気持ち、共鳴して切なさある舞台。思わず
、肩を抱きとめたくなる愛おしい4人。ちと感傷的過ぎか?とも思う。きっと、
秋だからおセンチなのね。
役者。西山水木。”警察犬”の演技に惚れました。ラスト独白の身のきりようと
か、つか芝居とかどうかなあと思ったねこ。山口智恵(東京壱組)。変。健気。
頭なでたくなる。重田千穂子。とんま具合がつくり過ぎで、最初げんなり。後半
は、逆に泣かせる。中村まり子。一番さらりと。仕掛けがあったからね。
(9/19-24 8ステ)