青い鳥


概要

構成員
主な作家
主な演出家
主な役者
近内仁子
高彩裕子
伊沢磨紀
芹川藍
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
http://www.aoitori.org/

過去の公演

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さらば夏の思い出 (90.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


青い鳥「さらば夏の思い出」11月22日7時(2:10')
下北沢本多劇場 前3500円、当3800円 11/22〜12/2
作・演出/市堂令 03-468-7333 客370(男女=1:9)

いつもの女性5人に新人4人を加え、9人の女達、走る。83年の「夏の思い出」
86年の「いつかみた夏の思い出」をさらに改訂。大人になってしまった私達の
幼き日の夏が蘇る。あの頃の僕達はどこへ行ってしまったのかなあ。あの日の
あの子はどこへ行ってしまったのか。記憶の底にある蓋を、ちょいと開いて。

木野花さんがいなくなって以来、久々に見ました。いやあ、面白かった。役者
が伸びたよねえ。あの頃(もう5年ぐらい前)は木野さんが目立ってたもの。
んで新人の方ですか?いいぞ。算数の先生の子の長ゼリの処理の仕方が私好き
です。

あえて難を言えば、終盤は今の子供達の置かれた位置がわかっていいんですが、
いらないなあ。特にPTAでやるのは違う。最後まで子供のパワーで通して欲
しかった。一つ一つのシーンが役者のガンバリでいいけど、全体がバラバラな
気がする。一本スジを通す人の存在がやっぱり・・・。

見終わって「でも、3○○以来の完成度の高い芝居だ。うーん、第三世代。」



どんぐりと山猫 (91.8)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


青い鳥ポコペンランド「どんぐりと山猫」8月7日7時(1:13')
青山円形劇場 2300円(当あり) 8/6〜11(11ステ)
原作/宮澤賢治 脚色/市堂令 演出/白井晃 03-3797-5678 客300(定員)

厚生省が85年国際児童年の記念事業で作った「こどもの城」は財団法人日本児童
手当協会が管理し、青山劇場と青山円形劇場、その他を有している。

こどもの城とキリン記念財団が共催する夏休み企画。6回目の今年は「こどもの
城・キリン・ファミリー劇場」と改名、民話のバレエ化が主だった昨年までに対
し、宮澤賢治作品を、企画/劇団青い鳥、制作協力/遊◎機械オフィス、出演/
小林正和(ナビ)、木村庄之助(ナビ)、原金太郎(卍)、その他青い鳥と遊◎
機械の若手が参加して上演することになった。基本は「大人から子供まで」。8
日以降は11時と2時半の2回公演。(今日は子供は10人ぐらいと少ない)

山猫大将困った困った、わしゃしらん山のドングリ達、誰が一番偉いやら。家来
のトラスケわかりゃせぬ。山猫大将考えて、にゅーよーくぅのトム・ブラウン、
プリーズカムカム来ておくれ、一番偉いの決めとくれ。

トム・ブラウンも困った困った、誰が一番偉いやら、どんなゲームで決めるやら。
ドングリ達も困った困った、何が一番偉いやら、何をやっても決まらない。一番
悪いのズングリどん、こいつがみんなを困らせる、ならば山から追い出そか。

ズングリどんは出ていくよ、みんながそんなに嫌うなら、わしもみんなが大嫌い。
トム・ブラウンは困ったよ、みんなみんなが大好きさ、ズングリどんも大好きさ。
さあさみんなで仲直り、わしゃしらん山もまた元気、山猫大将一安心。

見終わって「児童劇は今、病んでます。この試みが一石を投じることとなること
を心から期待します。児童劇でも面白くできるって。」



ガルボの帽子 (91.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


青い鳥「ガルボの帽子」(「ある日せっせ、せっせと」より)10月31日7時
(2:02') 新宿/紀伊国屋ホール 4000円 10/30〜11/10(14ステ)
監修/市堂令 演出/芹川藍 03-3468-7333 客300(7割)

74年結成の老舗劇団。「市堂令」は集団名で、メンバー全員による集団創作であ
る(役者は常に全員女性)。今回、作を天衣・上村・葛西が行ない、演出を芹川、
演出助手を伊沢が行なった。この5人が中心となって活動している。客演として
女優3人(俳優座、NLT、フリー)を加えての公演。

客演の老人3人があまりにも新劇。そのシーン、長くて退屈。

ある日の老3姉妹。思い出の詰まった納戸で捜し物。しのびよる老い。そこに現
われた3人の老人の姿をした天使達。束の間の夢まぼろし。待ち、過ぎて行く時。

老人による「ゴドー待ち」って、あまりにも死を暗示させるよ。まるで人類の未
来しちゃう。それよか「小学生のゴドー待ち」の方が面白い。ガキには「待つ」
って単語、ないもんね。本来彼らにあるのは「出会い」のハズ。だから、「小学
生のゴドー待ち」って面白い。来ないゴドーを待っている子供達、って悲しい。

見終わって「ガキも老人も両方できるのが青い鳥なんだから、客演なんか呼ばず
に、世紀待つゴドー町をやって欲しかったなあ。」



プロパン (93.7)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


7/3(土)7:00-8:50 曇り スズナリ  劇団青い鳥 若衆公演 (第一回)
   「プロパン」                     4列下手
  作・演出・出演:工藤かおり、近内仁子、真嶋美穂、柳川裕子 監修:市堂令
 
   にこにこ。最後まで気持ちよく観れた舞台。でもね。
   ペンション経営を始める4人のてんやわんや。どたばたが微笑ましい。
  変なガス屋、傘屋などの訪問もあって笑いを誘う。最後は舞台がかわって・・。
   
   いつも、おねえさま方の後ろにいる彼女達。独立したこの公演でも、個性
  が感じられない。演技のたどたどしいのはともかく、高じてくると天衣織女、
  芹川藍とおんなじ演技になるのが悲しい。監修 市堂令のためかな。
   役者では、背の高い近内仁子がうまいのか、へたなのか良く分からない
  ところが好み。

−−−

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


青い鳥若衆公演 Vol.1「プロパン」7月4日2時(1:40')
下北沢/ザ・スズナリ 前2500円 当2700円 7/2〜4(5ステ)
作・演出/工藤・近内・真嶋・柳川 03-3468-7333 客100(ほぼ満員)

元祖女性劇団である青い鳥は74年結成。現在も5人の女性を中心に活動している。
今回はこれら中心5人を除く若手4人の作・演出・出演による公演。いつも、その
他のワキ役だった子たちによる青い鳥的早変わり芝居だ。

●廃墟にたたずむ少女達が見る一夜の夢まぼろし。

ペンション。4人してペンション経営よ。今日が開店。初のお客がこっちに
向かっているの。掃除しなくちゃ、料理作らなくっちゃ、コンロ直さなくっ
ちゃ、棚直さなくちゃ、あれしなくっちゃこれしなくっちゃ。なのにのにの
に、この忙しい時に次から次へと訪問客。大家、傘屋、料理屋、ガス屋、な
にやかにやと忙しいのに。いよいよもうすぐオープンよ。

まあぁぁぁあ、青い鳥の演出パターンを踏襲して、オープニングとか終盤とかかっ
こいい。でもでも、何か物足りない。次々と衣装変わりして、「面白いキャラクタ
ー」が登場するけど、たいくつなのさ。なんででしょうね。

オープニングのダンス。かわいらしい衣装での「お掃除ダンス」。だけどね、役者
の目が死んでるの。表情がないの。ダンスが形だけなの。顔で踊って欲しいよ。

結局、アイディアとか衣装や小道具は凝っているけど、生身の役者が生きてないか
ら、私は楽しめなかったのです。どうにもテンションが低いんだもの。

見終わって「そこいらのアマチュア劇団と大差ないとも言えるぞ。若手とは言え、
青い鳥なのにさ。」



ゆでたまご−最終版− (93.12)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


12/15(水)7:00-9:00PM 晴れ  新宿・スペースゼロ   劇団青い鳥
  「ゆでたまごー最終版ー」 作・監修:市堂令 演出:芹川藍 満席

 ボッコリ観たさに再演にいったリン。好きなとこあるけど、もひとつ。
 '87 11月 成城学園東宝スタジオで行われた公演の再演。でっかい空間
 「土建屋」の場面が、現場雰囲気で合ってた。あと、寒かったなあ。
 あの時は、5人。今回は、若衆を入れて7人。天光真弓は出ないのね。ちと
 寂しい。
 それと。チラシ裏の能書き。前は「ああ いいな/せいせいするな/風が
 吹くし/山はぼんやり」だけ。今回はなんか偉そう。である調で、劇団と
 作品のこと書いてる。些細だけど、なんかいやだなあ。
 
 さて。オムニバス3話。間を、あるものをもって走る天衣織女でつなぐ。
 話間の関係はなし。内容は、同じと思う。役者が一部変わっての違いだけ?
 もこもこ やんちゃなボッコリ(白もこクマ風の衣装にリュック)。
観てるだけでなごみます。変なダンスも楽しい。
 
 青い鳥独特の井戸端台詞。それとモノローグ。行方しれぬ心、あこがれ、
 救済、いたわりなどの思い。あいまっていい味わい。
 でも。どこか居心地悪いとこも。理屈っぽいとこあるせいかな。



天衣織女ひとり芝居:Blue (94.10)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


10/9(日)6:00:15PM 晴 渋谷・シードホール 青い鳥プレゼンツ
 「天衣織女ひとり芝居:Blue」 作:天衣織女 演出:芹川藍  満席?

 好きな天衣さん、見れてよし。独り言芝居で1時間超。ねこの気力は・・。

 お話し。アフリカの砂漠。飛行機墜落。もう飲まず食わずで、ヘロヘロ。
 繰り言の日々。とある日、空耳が。「羊の絵を描いてよ・・・」。
 
 星の王子様が地球にくる前の話し。ほんとにだいじなものは、見えない。の、
 言葉を思い、独り言で問いかけてくる。なにが大事。何がどうでもいいこと。
 ヨーグルトのふたの裏のチーズみたいのなめるときの至福。これは、とても
 大事なこと。ふむふむ。感心することでもないかっ。

 見えてくる後半まで辛い。一人芝居は1時間以内だと、ねこの体力、気力が保
 ててよいのだけど。



それっ!−誰かが見ている− (95.2)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


2/12(日)5:00-6:40PM 晴 渋谷・青山円形劇場 青い鳥プレゼンツ2
 「それっ!−誰かが見ている−」 総合指揮・出演:芹川藍
 作・演出・出演:伊沢磨紀、高彩裕子、近内仁子     客席9割

 看護婦、教師、ライターの女性3人。辛い現実と、飛んで行きたい夢のお話。
 舞台。遊園地の公園。後方、天井付近高さ、劇場1/4周程の木のジェットコースター、
 やぐらとレール。前方には渡り廊下と吊りあげ橋。手で巻き上げるのが、可愛ら
 しい。中央舞台上には、2つテーブル。

 しんどいのよと言われても、他人にはどうしょーもない。気晴らしに一緒食べた
 り、遊んだり。せめて。そんな元気付けを感じる芝居。子供みたい陣取り遊び、
 じゃんけんでおしくら饅頭の中央決め・・。そんな遊びの部分をもっと見たかっ
 た。北風が現実が寒いのは、舞台でなくてもわかるから。と、ここ数年の青い鳥
 に感じることをまた思うねこ。前半の頓珍漢やりとりの面白さが好み。(2/8-14)



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にしかど(nskd@enpe.net)