万有引力


概要

構成員
主な作家
J・A・シーザー
主な演出家
J・A・シーザー
主な役者
海津義孝
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
演劇実験室◎万有引力

過去の公演

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カスパー・ハウザー (95.11)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/25(土)2:00ー3:45PM 晴 新宿・スペースゼロ 万有引力 第27回公演
 「カスパーハウザー」作・演出・美術:J・A・シーザー 前売指4000,当日4500
  中段下手より 客席7割(300人)

 舞台。Tの字型。中央Iは客席を分断し奥まで。正面は段差をつけ、そこここ、
 ライティングデスク。資料館・閲覧室?。後方、螺旋階段、配管?やら。

 お話。1933。幽閉ののち、何者かに暗殺された名もなき王子の物語。野田秀
 樹も「小指の思い出」でモチーフとした少年。12月には、風琴工房が芝居にする
 そう(->#12-23に案内あり)。幽閉、発見、養護、調査、暗殺。種々の証言、実
 験のあらまし。フリークスと慰みものとする貴族。少年の苦悩。意外に流れ素直
 現代女子高生の登場とかも、あまり時空曲げた感じしない。記録者が終始舞台に
 いる演出など、一貫したとこあり。混沌の印象は小。観やすい。

 美術。背後の垂れ幕が印象。馬の巨大な絵とか謎めいた男とか。衣装。黒装束で
 どこか奇妙。帽子が造形的だったり。音楽。かわらず、プログレみたいの。これ
 あまり好きじゃないねこ。

 カスパー(海津義孝)は無垢なるもの。彼は言葉を知り、本来の自分を失ってい
 く。それ故の暗黒・自分探し。これ、空なる言葉にたより、本来の姿を忘れ/見
 失った今の人々の写し絵として描かれる。かな?。芝居もいつもよか、台詞多い
 感じ。演劇の嘘も構造にとり込む趣向かしら。

 役者。海津さん目当て。おどおど/優等生少年で凄みの表現に欲求不満。超能力
 に目覚める場面はその点、○。(11/22-26 6ステ)


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にしかど(nskd@enpe.net)