ベターポーヅ


概要

構成員
主な作家
西島明
主な演出家
西島明
主な役者
渡辺道子
阿部光代
猿飛佐助
北原幸久
加藤直美
市川菜穂
松浦和香子
西島明
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
ベターポーヅ

過去の公演

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科学を玩ぶ女 (93.12)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


12/29(水)2:00-3:15PM 晴れ 新宿 タイニイ・アリス  ベターポーヅ
  「科学を玩ぶ(モテアソブ)女」   作・演出:西島 明  客席8割

 いいよん。不思議な間となんとも雰囲気が。センスも○。
 旗揚げ第二回公演。ねこ初見。年最後でお気に入り劇団、見っけ。うれしい
 
 お話し。アンナという女性が出会う奇妙な人々を、8話のオムニバスで。
 ガラスの茶瓶占い、顔さわり族とか。一貫したストーリーがあるわけじゃ
 ない。客に、なんかのテーマを押し付けることもない。
 魅力は、淡々としてて唐突、先の読めない台詞と展開。全体の雰囲気は、
 僕調の小津を思い出させる。こっちは、もっと乾いててシュールだけど。
 各話間に、タイトル字幕がゴダール風(銃声とともに男、女とか、気違いビ
 エロだったか?)に投影。全体、なんかおしゃれ。時間も短く◎。

 テンション・レス。つまらなさの崖縁に立ってる危うさは感じる。たまに
 落ちそうになったりも。ともかく、ねこの好み。次回公演(6月)が楽しみ



ゆうとろどき〜夕飯をトロトロ煮込む時〜 (94.6)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/24(金)8:05-9:10pm 晴 銀座・銀座小劇場  ベターポーヅ(第3回公演)
 ”ゆうとろどき〜夕飯をトロトロ煮込む時〜”  作・演出:西島明 客40人

 ヘンで○。ユルリ時間の中、折り目正しくて、妙な”ベターポーヅ”世界。

 お話し。床屋のお昼から夕暮れまで。ご近所商店街のおにいさんとのつらつら。
 ちと古風?で、ばか丁寧な台詞。抑揚の少ない話し言葉。の会話が面白い。
 唐突、脈絡なかったりするのには、くすくすねこ。前回より設定が見えるので
 安心な感じもあって○。
 たるい。下手うまっつうか、下手じゃん。わざとらしい。何が言いたいの?。
 など、ありましょう。でも、この妙な間合いの独特雰囲気は、好き。これからも
 目にとめておきたいねこ。あとは、暗転での雰囲気持続が課題かな。

 役者。床屋の阿部光代さんのニタリ笑いがいい。金魚屋の中原希好さんは、
 普通の演技なので、逆にヘン。でもいい感じ。 
 前と同じで、上演1時間。良く判ってる設定、えらい。8時開演とちと遅いのが
 勤め人にはありがたい。



いのちのキッチュ(94.11)


----- 【いのちのキッチュ】 ベターポーヅ Vol.4 ------

 笑わせたり泣かせたり、そういう客の心をぐいと動かすことを
やめにしてしまったのでしょう。ギターケースを持つ男がカラス
に耳をつつかれたり、それがなおるようにと香水をふりかける女
が祈ったり、その祈りの相手のマリア様はアメリカ帰りの男によ
って水着美女のカレンダーにすげかえられていたり、そんなふう
にひどく淡々といろいろあるわけですが、別にだからどうという
こともない、そんな芝居でした。

 サブタイトルに「快か不快か」とあって、そう問われれば不快
というよりは快だけれど、でも退屈は退屈なのでなんとかならな
いのかなあ、とも思った1時間15分でした。



(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/27(日)2:00-3:20PM 晴 こまばアゴラ劇場 ベターポーヅ
 「いのちのキッチュ」   作・演出:西島明 客席8割(40人)

 どんな雰囲気か、?な今回。それでも、後半脳味噌とろとろ、気持ちいい。

 愛と涙のドラマ、ギャグであははのないベターポーヅ。
 前々回('93-12)は、ゴダールの映画イメージを背景にちと洒落
 て意味不明なオムニバス。前回('94-6)は、シェスタな午後から夕方までの床屋
 の一日。おしつけがましくなく、ドライにかもしだす雰囲気。がなんだか気に入
 っているねこ。

 演技かわらず。日常不必要なばか丁寧台詞。わざとら演技。へたうま具合が変で
 好み。今回。教会ぽい。西部の田舎のぽい。カウボーイぽい。けど、違うぞなの
 ぽいのぽい。ねこの意識に入らず。前よか世界を楽しめなかった。残念の念。
 時間は、前回より10分ほど長い。1時間位ともっとタイトの方が○。と思う。

 お気に入り。クマを持つ女:阿部光代。思い出し笑いで、弓みたい目。今回も。
 いーな。そいから。入り口上手側。奥の狭いとこよかいい。でも、扉開け放し。
 寒いのはいけません。



GREAT ZEBRA IN THE DARK (95.11)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/11(土)7:00-8:20PM 晴れ 駒場アゴラ劇場 ベターポーヅVOL.6(03-3696-4163)
 「GREAT ZEBRA IN THE DARK」 作・演出:西島明 前売2200,当日2500
  最前列より 客席ほぼ満員(60)

 舞台。小綺麗なベタポらしい。ピンクパープルな奥と上手壁。下手壁は真白布。
 薄黄色格子縞の床。籐椅子とテーブル。奥にはシマウマの足だけ張りぼて、ぼて

 お話。鳩サブレ工場の女工ふき(阿部光代)。暴走車で大事の彫像を破損。償い
 要求に靴フェチ学者主人(西田明)のもと、小間使いの身。履いて。あぁ、黒い
 靴はワイルドだね。なんとかの後、主人は靴ゆえ悶絶死。出奔ふき。とまた、償
 い女工の友人・サナエ(渡辺道子)はカニカニに好かれ。なにやら成り上がり。
 いまや女主人なのさ。彼女と恋の横恋慕も気分次第の、電気や兼神父(猿飛佐助
 )、殺人起訴中の女工頭・木村(村松明子)とかなんとか。

 今回はなんもない。醸しだし雰囲気も、不思議アイテムも。特に前者。以前の例
 えば、「床屋の午後の気分」とか、??の中不思議に出してた味わいとか。あの
 曖昧な雰囲気好きだったねこ。あんま好きじゃない今回。ぶつ切り・脈絡なしの
 へんてこりんは代わらず。でも、神父と女工の恋もどき、靴フェチなど、わかり
 やすげな挿話は、平凡に感じて△。ドラマしてるし。一端引き込み、中途半端に
 終わらせ、青空一人きり:お客呆然状態がねらいなのかしら。

 ばか丁寧な台詞。気分しだい、生活感ない人物。2回転半くらい回りくどい仕草
 きれいな舞台と小道具。は面白いし、さらさらしてて変わらず○。なんだかいい
 
 役者。笑うとちぇしゃねこのようになる、弓形の眉と眼が好きな阿部さん。今回
 、にたり顔なくて、残念。でも、きれいね。メイド服もお似合い。ねこは制服フ
 ェチですか。今度は、3月。パル多摩の大きい舞台でどうなるか。楽しみねこ。
 (11/10-12 5ステ)



(下の文章の文責:一寸小丸さん)


ベターポーヅ Vol.6「GREAT ZEBRA IN THE DARK」11月11日7時(1:20')
駒場/アゴラ劇場 前2200 当2500 11/10〜12(5ステ)
作・演出/西島明 03-3696-4163 客40(8割)

初見である。来年のバル多摩演劇フェスへの出場が決まった。注目劇団の一つである。
ちなみに来年のパル多摩はツキユク、グリ工事、アコカ、永谷亜紀(danscape)、ベタ
ポである。いよいよダンスに手を出してきたね。さ来年が楽しみなことだ。

演技に対する演出が独特である。「熱血」をそぎ落とし、へたへたである。へたうまじ
ゃなくて、へたへたね。ある意味では淡々としているが、展開は決してそーでもない。
熱血でやってもいいような芝居であるのだが、それをやるとなんか気持ち悪いし恥ずか
しいので、やめた、って感じ。小屋がアゴラだもんだから、すごく青年団の印象がある
けど、どっちかというと大昔からやっているグリマンデルと工事現場2号の影響の方が
強いのではないか。ほとんど、そのまんまと言ってもいい。だけど、美術を懲り、スト
ーリーを加え、それでもって女の子にやらせているので、グリ工とは全く違った印象を
獲得している。けど、なんせグリ工は大昔からやっていることだもの・・・。

ホンは全然グリ工の方が優れている。これは確か。とりあえず、女優さんの魅力で客を
引っ張っているけど、ほんと(いい意味も含め)無意味な舞台。美術とか空間の使い方
とかうまいし、一つ一つの小さなイベントが目を繋いでいくけど、それもこれも女優さ
んあってのものだね。っていうと、阿部・渡辺という女優がよっぽど凄いみたいだが、
それほどでもない。猿飛佐助ってぇふざけた名前の男優の方がすごいと思う。他で見て
みたい。彼だけ、演技をそぎ落としきれてなくて、変で良かった。

ってなわけで、熱血小劇場からイロイロそぎ落として、耐えられる範囲で作られたもの
だが、グリマンデルと工事現場2号がやってきたことだよね。美術とか女優とかがある
分、こベタポの方が楽しめるとも言えるけど、新鮮味は乏しいなあ。これの先にあるも
のを描いて欲しい。クールで、へなちょこで、それでいて、時間がちゃんと積み重なっ
ていくような芝居さ。それってどんなもんだか・・・知らない。

見終わって「それで終わっちゃって、いいのか?」


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にしかど(nskd@enpe.net)