クレイジーパワーロマンチスト


概要
つか風の熱演芝居をする劇団。役者は美男美女が揃ってます。

構成員
主な作家
板坂 尚
主な演出家
板坂 尚
主な役者
伊澤 知佐子
駒米 いずみ
東地 宏樹
中蔦 聡
木田 剛
小林 顕作
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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ママは夢見る桃色遊戯の頃 (92.4)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


クレイジーパワーロマンチスト Vol.10「」
4月16日7時(1:40') 下北沢/駅前劇場 前2000円 当2200円
4/14〜19(8ステ) 作・演出/板坂尚 03-5995-3221 客120(満員)

昨年のアクトアライブ(新宿シアターサンモール)に参加した劇団の中から選抜した3劇団
による駅前劇場でのアフターアライブの第2弾。アクトアライブではつか芝居し
てたクレパは、セットなしで役者の体力で勝負する。熱いセリフの応酬だ。

シンディとトモエとあたし(リンダ)はれっきとしたオカマよ。お店も繁盛してる
わ。でも美しい身体のためには資金がいるの。だから定期的に銀行襲ってるの。で
も今日のシンディのドジは許せないわ。いざお金を受け取ろうって時にその女子行
員見て躊躇してんだからさ。あせっちゃったわよ。知り合いだったみたいだけど・・・。

シンガポールから美しくなったリエが帰ってきたわ。見違えたわ。元々美形で、宝
塚に入ったぐらいだけど(オカマがばれてクビよ、差別よね)、嫉妬しちゃうわ。
でもこれでショーでベルばらがやれる。あたしのローソクショー、やだものぉ。強
盗も一緒にやれて心強いわ。でも、あの子ったら、シンディの事が忘れられないの
よね。不憫だわ。絶対無理なのに。あたしだってホントはトモエのこと・・・・。

なにっ?、あの銀行員がシンディ18才の時の娘だって。なんてことよ。また難問
よね。トモエだって妄想の女に捕われてるみたいだし。リエなんかチャーミーグリ
ーン気分だもの、無理だってぇのにさ。だいたいシンディったら、20年もほった
らかしで今更彼女に何が言えるってぇの。よしなさいよ。リエまで興奮してるんだ
から。落ち着いてよ。我慢してるあたしの身にもなってよ。4人仲良く、のんびり
暮らそうよぉ・・・。

熱いセリフはいいんだが、汗・ヨダレで熱演のわりに伝わらないのは、やっぱテン
ションが上がりきってないんだよ。同じリズムになってんの。押したり引いたりの
余裕でメリハリしなくっちゃだ。動きがないけど、女の子の方がかっこいい。

強盗とシンデレラショウを重ねての山場シーンで、エンエンとシャニースをかまし
て盛り上げといて、いきなり岩崎宏美はかっこ良かったなあ。好きよー。

見終わって「強引な盛り上げと、熱いセリフは好きだ。体力使ってるしね。」



ひまわり (93.7)

(下の文章の文責:まねきねこさん)



純異性交遊 (91.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


クレイジーパワーロマンチスト Vol.9「純異性交遊」11月23日6時(1:41')
池袋/シアターグリーン 前2000円 当2200円 11/21〜27(10ステ)
作・演出/板坂尚 03-5995-3221 客120(満員=全椅子、立ち見も)

小丸は8月のサンモールでのフロムAアクトアライブ参加を見て以来の2回目。前回、つか調で
つか芝居をやっていた。未熟だったけど、やりたいことが伝わり、好感を持った。

今回のは、「内館牧子の複雑トレンディドラマをつか演出のテンション役者芝居
でやったとしたら」という感じのが、中盤までの1時間15分続く。引くことを
知らない強引パッションで、見ている私も思わず力が入り、疲れる疲れる。でも
すごいぞ。後半になり、何が行なわれていたかが徐々に暗示される。

24インチテレビモニター20台を背景に置き、芝居の進行と関係無関係にビデ
オソフト(映画)が流される。終わってみると、意味を持っていることがわかる。

ちっぽけな街のちっぽけな教会。幼なじみが大人になり、牧師やヤクザやチンピ
ラなどの恋敵となっている。お互いの複雑な思いが交錯する。傷心の旅で通りか
かった女性。ドラマチックな展開に巻き込まれ、自分の境遇と重ねながら、一時
の劇的瞬間に立ち会う。泣きわめき疲れた時、大きな洪水が・・・。

全然説明的なことが言われないけど、意味は伝わる。ビデオの意味も。洪水も。
でも、そんな解釈より、その力づくの芝居が感動もんだ。とっても疲れるけど、
それだって彼らのテンションが伝わるからだもの。てぇしたもんだ。

あと、こんだけキレイな男優女優が揃ってる劇団もめずらしいよ。それで水準の
高いテンション芝居がやれるってぇのも。あたしゃ「買い」だね。

見終わって「あたしゃテンション第一主義だから、それでいいのだ。」



卒業 (91.8)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


クレイジーパワーロマンチスト「卒業」〜花形清之助 夏に咲く 8月3日3時(2:05')
新宿/シアターサンモール 前1500円 当1800円 8/3,4(4ステ)
作・演出/板坂尚 03-5995-3221 客300(満員)

フロムAアクトアライブの3番手。値段が安いけど充分楽しませる。4日まで。

「つか」だ。THEガジラも去年は「つか」だったけど、ここは今が「つか」だ。
「蒲田」と「熱海」と「寝とられ」と「飛龍伝90」でサウンドオブサイレン
スをやった。トレンディな曲をハデに使い、道具なしの舞台を役者が走る。着
物が、タキシードが、ウェディングドレスが汗に染まる。ま、次だ。

1972年、春の選抜高校野球出場の選考をかけた試合。マウンド上の花形を見守る
4人の友情。最後のバッターを残し、奴は去った。遠くから見つめる妹を残し。

12年後、4人は刑事や新聞記者の道に進んでいた。そして花形はドサ回りの一
座の座長。その実体は謎の怪盗X。司直の追及が迫る。愛する妹が、刑事となっ
た昔の友と結婚することになったことを知る。一世一代の大バクチ、花嫁泥棒を
決行する。一座の舞台では、今まさに、旅役者と女房との道行が演じられている。

兄×妹、友達×妹、ピッチャー×キャッチャー、座長×女優、友人×恋敵、様々
な愛の形をつめこめつめこめ。まだまだテンポないし、「つか」風にしては暗転
入っているし、長ゼリに負けてるし・・・でも、気持ちはわかるんだよなあ。

見終わって「フジテレビの五コマくんではダメだったけど、いけるかもしんない。」



裸足 (92.9)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


クレイジーパワーロマンチストVol.11「裸足」9月26日7時(1:50')
浅草/フランス座 前2000円 当2200円 9/25〜27(4ステ)
作・演出/板坂尚 03-3557-7410 客160(満員)

昨年のアクトアライブに参加していた劇団。そん時はもろつか芝居だった。基本
的に役者芝居で、熱演します。今日は武田さんが出てない。

●花火屋だ。男の世界よ。生死の境目よ。夏の間だけ燃えるのよ。夏が舞台よ。
命賭けて打ち上げるのよ。6尺玉よ。でかいぜぇ。

弟がさ、好きだったのよアイツを。最初はビックリしたぜぇ。なんせアイツ、
ストリッパーだもんな。弟が通ってんだから。ま、俺がさ、幸せにするのよ、
俺だって惚れたんだから。

あの日さ、アイツがさ、この街を出ていくっつうからさ、弟をさ、やったわ
けよ。だのに弟ったら事故で死んじゃうんだもん。まぬけだよなあ。しかた
がないから一緒になったんだけど、アイツ雨女だから。あれ以後、いっつも
本番で雨降って、まともに花火が上げられないんだから、まいっちゃうわけ
よ俺としても。だからと言って別れろっつうのはねえんだよなあ。

アイツもさ、知ってるからつらいわけよ。出ていくなんて言うんだもんな。
それはさ、俺としてはさ、みんなの手前もあるから、困ってしまうんだよ。

この夏の最後よ、今日こそ6尺を上げるぞ。無理は承知よ。女にはわかんね
ーんだよ。アイツは行っちまうみたいだけど、だからこそ6尺上げて、遠く
のアイツに見せてやんのよ。おいみんな、気合い入れていくぞ。それっ・・・・。

いまいち話しがかみあってないみたいで、無理矢理です。モノローグさせすぎで
すよ。テンポが落ちるの。場面増やして、スピード出すべきでしょう。花火とか
の照明その他を使った演出が全く失敗してます。

東地さんのワンマンになってました。武田さんは出てないし、中島さんはワキに
回ってますし、女優陣(特に駒米さん)の見せ場が少ないし・・・。違うなあ。
東地・武田・中島・駒米・伊沢の5人に摩擦熱が起きるようなセリフを応酬させ
なくちゃ。5人ともいい人になってんのもいかん。もっとセリフがぶつからない
と、単調になってしまう。みんな目はいいんだからさ。

見終わって「好きなんですよ役者芝居。CPRのシンプルなテンション芝居を応援
してるんですけど、もちっとホンを練り込まないとだな。がんばれ。」

7/11(日)6:00-8:00 曇り 大塚・萬スタジオ クレイジ−パワ−ロマンチスト
   「ひまわり」   作・演出:板坂尚       一列中央

 役者に勢い、台本もパワ−がある。なんか、もひとつなのは何かなあ。
 2年ぶりのクレイジ−。変わらないお芝居。
 お山の大将の監督と、子分の男優。そして、監督を愛する二人の女優。
 たたみかける台詞など、つかこうへいぽい。役者は、みな熱演してるんだけど
 際立った個性が欲しい。


学園天国 (94.2)


 学園を襲った女生徒の自殺事件、そして女教師が過去に直面したある脳死事件−−−ふたつの「死」をめぐって、女教師の過去と現在の場面場面が重層的に描かれてゆく。親友由美の脳死に責任を感じ、彼女の代わりに生きようとしてきた節子。同じく愛ゆえに親友を自殺に追い込んでしまうあすか。節子とあすかが誤解をきっかけに対立するなか、学園は卒業式を迎え、そして、由美の本当の「死」のニュースが節子のもとに届く。過去と現在とがつなぎあわされたとき、節子はある決意をかため、卒業式で生徒達を前に最後の演説をする……

 女生徒は皆、男優の女装で、ほとんどが一人二役。女装のおかしさと女子高生の生態をなぞったギャグとで、前半は笑いをちりばめつつの展開。しかし、底を流れるテーマは「死」であり、劇がすすむにつれ青春の苦悩の重みが増してゆく。エンディングも、ハッピーエンドとはいいがたい。

 「死」を見つめることで「生」を応援しよう、という意図が展開の端々にみえかくれする割には、卒業式のシーンでの生徒の退場、節子の自殺の決意など、ポジティブに受け取るには無理のあるエンディングであり、中途半端な印象を残したのが残念。

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Crazy Power Romantist
学園天国
1994.2.4Fri-2.8Tue(2.7Mon)
下北沢駅前劇場
作/演出 : 板坂 尚
伊澤 知佐子 : 田代 節子 (女高校教師/元陸上ランナー)
駒米 いずみ : 本間 由美 (節子の高校時代の親友/元陸上ランナー)
東地 宏樹 : 三上 (由美の恋人)
: 山上 とも (女子高生)
中蔦 聡 : 佐山 (作家/節子の高校時代の同級生)
: 村上 ルミ子 (女子高生)
木田 剛 : 小林 (編集者)
: 林 裕子 (女子高生)
小林 顕作 : 西村 あすか (女子高生)
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(下の文章の文責:まねきねこさん)


2/4(金)7:30-9:20PM 晴れ 下北沢・駅前劇場 クレイジーパワーロマンチスト
  「学園天国」    作・演出:板坂尚    客席8割 

 タイトルとうらはら。つらい。思いのたけを込めた台詞は、○だけど。
 お話し。二人の少女。マラソンランナー。少女はもう一方の子に恋している。
 でも、その子の思いは・・。が、大人となった少女の中で描かれていく。
 
 が、核かな。作家や生徒のサイドストーリーも絡んで、いまいち散漫。
 すっきりしないよ。部分はいいとこあるんだけど。
 チラシが本の体裁。観てなるほどの筋だて。そいだけ。


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にしかど(nskd@enpe.net)