CroMagnon


概要

構成員
主な作家
主な演出家
主な役者
田口トモロヲ
中島陽典
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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ZOO (93.11)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/12(金)7:00-8:10 くもり 五反田・SPACE ATTIC  CroMagnon
  「ZOO」   構成・演出・出演:田口トモロヲ 中島陽典 客90%?
 
 鮮烈。心が焼けつくヒリヒリのラスト。と中盤の不愉快さ。が、すげえ。

 場所。東京デザインセンタの8F。入り口が半球ガラス窓。夜景ぴかぴか。
 いろいろできそうな空間。他の劇団にも、つかって欲しいです。
 会場。公園。そのまんまの設定。ホール一面の枯れ葉。ふかふか、ヌクヌクねこ
 舞台と客席の区別はなし。中央にベンチがあるってことだけ。
 好きな場所に坐って観る。客入れのときから、中島氏はベンチに坐ってる。
 開演まで、隣に坐ってもよし。壁に映される鉄男ばりの映像と、凝った
 パンフなどで、暇つぶし。
 
 お話し。しゃべりまくりのこまった男(トモロヲ)と、聞き手のげんなり男
 (中島)。の、会話とはいえない、会話劇。
 特に中盤。しゃべるのは、トモロヲ一人。ほとんど。わけわからん繰り言
 に、うんざり中島、黙り込む。この気持ち、客も一緒。半数は、げんなり
 早く帰りたい顔。こんな不愉快な気持ちにさせるなんて、トモロヲはすごい
 でもね。反対に、すごく熱心に観てる客もいるのよ。うーん。舞台より、
 こっちが面白いです。
 
 全体の2/3。マイナス方向で、客と交感するお芝居。演技も、演劇と
 いうより、映画のそれ。説明的なとこもなし。怪しい芝居だなあ。
 
 で。ラスト。最後10分のための我慢大会だったのか、と知る時。
 二人の組み合い。本気です。こわいわ。場外の仕掛けも、盛り上がり。
 客電は不安になるから、早くいれてね。

 スズカツの「ウェアハウス」と同じ、オールビー「動物園物語」がネタ。
 あちらのが、客を楽しませるツボを押さえてる。でも、「ZOO」には、
 悲しい結末だけど救いがある。心の爆発がある。こっちのがラストは好き。


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にしかど(nskd@enpe.net)