かもねぎショット


概要
元SCOTの女優3人(高見・多田・木内)により結成。

構成員
主な作家
高見亮子
伊藤多恵
主な演出家
高見亮子
伊藤多恵
主な役者
高見亮子
多田慶子
木内里美
絹川友梨
石田みち子
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
かもねぎショット

過去の公演

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何か理由のほしい日に(94.8)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


8/11(木)3:00-4:40PM 晴 新宿・シアタートップス かもねぎショット
「何か理由のほしい日に」 作:かもねぎショット 脚本・演出:高見亮子 客席8割?

 なんかわだかまり。しぐさとか、かもねぎらしくて楽しいけど・・。

 お話し。Fと名乗る人物から、いろいろ5人に招待状が出された。集まった彼女
 達のF像は、父親、敬愛する小説家、旅芝居の座長と様々で・・。
 不条理劇みたいな印象。でも、かもねぎはかもねぎ。多田慶子、絹川友梨(飯島
 由美改め)さん、二人の冒頭。しぐさや、こだわりの台詞が可笑しい。
 捉えどこない芝居中、受けてたのは、旅役者(高見、石田みち子)の掛け合い。
 石田さんの台詞を、高見さんが反復して追っかける。でも急に絡んで芝居したり
 の変化が面白い。こんなお遊びみたいの、かもねぎらしくて○。

 周巡する憧憬とか、心のよりどこみたいのが、Fなのかとも思う。Fがいない
 まま彼女達はわいわいパーティして、別れるラスト。いろいろとそれはそれと
 して、人生は楽しい〜って、ことかなあ。うーん。今回はよくわからない。

 終演後ロビーに、木内里美さんがマタニティドレスで。予定日はいつかな。


東京の道をゆくと(91.2)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


かもねぎショット「東京の道をゆくと」2月26日7時半(1:30')
中野区沼袋/シルクラブ 前2000円、当2300円 2/25〜3/4
作/かもねぎショット 脚本・演出/高見亮子 03-3974-8768 客80(超満員)

元SCOTの女優3人により結成された。会場は、呉服屋さんが工房風の着物
展示スペースの地下に作った3間8間で、たっぱ2間の四角い空間。

入口を入ると、まるで木質建材のモデルハウスのような、新築のおうち。そっち
には畳部屋、いきなり着物が飾ってある・・・。そうゆう店なんです。んで、展
示スペースを抜けて、階段を降りると、まるで稽古場のような板張りスペース。

前回公演の「婦人ジャンプ」を見た後、振り付けの伊藤多恵の手柄かもしんない
と思い、竹屋啓子コンテンポラリーダンスカンパニーを見た。で、婦人ジャンプ
の「おんな」のおかしさは伊藤多恵の持ち味と感じた。今回、それが確信となっ
た。「もしもSCOTが、女別役実をやったら」って感じか。今日はテンション
も低かった。まあ、あの空間ではテンション上げるのも大変だ。

勝手な解釈=住宅展示会場に毎日やってくるおばさんとおばあさん。おばさんに
はそこは洋館。おばあさんにはそこは和室。自分の描く空間でわが家ごっこ。い
つしか二人に奇妙な友情。ある日、自殺志願の新たな客が・・・。

見終わって「婦人ジャンプの方がずっとずっと面白い、と言える。でも・・・」



婦人ジャンプ2〜健康を祝って〜(91.6)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


かもねぎショット「婦人ジャンプ2〜健康を祝って〜」5月31日7時(1:21')
池袋/スタジオ200 前2300円、当2600円 5/29〜6/3(7ステ)
構成・演出/伊藤多恵 03-3974-8768 客150(9割)当日あり(土曜は混む)

伊藤多恵がスゴイことを確信した。天才かもしれない。変なもん好きのあなたに。

「生活ダンス」と銘打ち、昨年の好評に応えての第二弾。作・出演はかもねぎの
3人(多田慶子、木内里美、高見亮子)で、竹屋啓子コンテンポラリーダンスカ
ンパニーの伊藤多恵の構成・演出での共同作業。前回も面白かったが、今回はス
ゴミが出て、あたしゃ引きつけ起こしそうだった。この人達って、変。

基本的におんな(「おばさん」とも言う)の日常の断面をダンスで表現する。ダ
ンスと言っても、ダンスじゃない。新しい表現形態。テンションダンス。見てい
るあたしは「なわけねーだろ」「もしもしっ」「あぶねー」ってツッコミっぱな
しだ(だって当人達はしゃべらないから)。中にセリフを使っての芝居もあるが、
いらない。とにかくダンスがいい。かもねぎは芝居の公演もやってるが、正直言
って、あたしゃ嫌いだ。生活ダンスがいい。明らかに伊藤多恵がスゴイんだ。も
ちろん、表現する肉体も重要だ。3人の中では断然多田慶子がいい。ほとんど多
田さんばかり見ていた。しゃべらなくても彼女に起こっていることがよくわかる。
そりゃあもう、無言でもテンション高いし。あぶないおばさん度、急上昇。

見終わって「もー一回行くぞぉ。楽日(月曜)にかもねぎ音頭を録音してくるぅ。」



婦人ジャンプ(90.10)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


かもねぎショット「婦人ジャンプ」10月20日3時(1:15')
渋谷・ジャンジャン 1800円 10/19〜21 03-974-8768
構成・演出/伊藤多恵(竹屋啓子コンテンポラリーダンスカンパニー)客150(男女=1:9)

昨年大好評だった女性3人のグループ。過去2回の演劇公演とは違って、「生
活ダンス」と称し、自らの作・出演に対し、竹屋啓子コンテンポラリー・ダン
ス・カンパニーの伊藤多恵を構成・演出に迎えての共同作業。立ち見多数。

素直に、感動してしまいました。日常生活の様々な断片を、エチュード的に切
り取って、音楽に合わせたダンスにしている。セリフをほとんど用いないが、
その身体の雄弁なことよ。上司の悪口をいうOLから、自然食品マニアの主婦、
電話人生相談係の孤独な女、その他、いろんなオンナが必死で生きてる。その
必死さがおかしい。女ってやつは、かなり滑稽なもんだ(男もですが)なあ、
って再認識。女性の必死さが笑えるのって、すごい「時代の変化」。滑稽で、
いとおしい。・・・たいしたもんだ。

見終わって「いったいこの人ら、どっから出たん・・?。身体の使い方はダン
スルーツっぽいし、あらい汎的とこもあるし・・・。」



裸の国 (95.09)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/16(土)3:00-4:35PM 雨 新宿・THEATER TOPS かもねぎショット(03-3368-9021)
 「裸の国」 作・演出:高見亮子 前売3000,当日3300 
  3列上手より 客席8割(90人)

 お話。何処かの国境のある土地。推定20代の女性がOLをやめて、戦争に行く
 物語。何も起こらぬ最前線。銃も持たない彼女。そこにピクニックにやってくる
 家族。まるで絵空事の戦争。と、やってくる終末のひやりとした現実。
 戦争の実感、生死の実感、食物も石油も思想もない砂上の楼閣にいる実感。そん
 なリアルを失ったものが、お茶の間会話に浮かぶ舞台。うーん、象徴的、でした

 主人公達。戦争行くのは自分のためと。SMAPの曲に、病んだ世界のことよか、流
 行の宝石のが○、ってOL心の歌ある。センソーにせよ、宝探し。なるほどね。
 酒も煙草もフリー、子供の隣ですぱすぱで、暴力ゲームは野放し。惨禍も人ごと
 罪も自覚なし。反戦とか、人権擁護といっても、なんのことかのラリホー天国。
 それはそれで単純単純。小奇麗、善良に生きて、みんな浮かれてる間に突然終末
 寒いけど、悪くないなとも思う。桜散るですか。ねこもばか日本人だよ。とか、
 つらつら思う。

 なにせ象徴してるんで、思わせぶりな感じ。ちと、もやもやいらいら。眠くもな
 ったねこ。「婦人ジャンプ」みたい、体はった?のが観たいなあ。
 (9/5-17 14ステ)


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にしかど(nskd@enpe.net)