唐組


概要
唐十郎が、87年、状況劇場の解散後に旗揚げ。全国をまわって、紅テントによる公演を続けている。

構成員
主な作家
唐十郎
主な演出家
唐十郎
主な役者
唐十郎
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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セルロイドの乳首 (90.6)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


唐組「セルロイドの乳首」6月23日7時 当日3300円(受付1時)
新宿・花園神社特設テント 作・演出 唐十郎 (問)03−223−8747
24日まで 2時間10分(休憩2回含む)

芝居のネタにも出てるけど、筋肉少女帯の大槻ケンジの方が上ってことだ。
圧倒的にバンドの方が変なやつ(パワーあるやつ)多いもんなあ。マズイ
よなあ。おもしろいやつ、音楽行って、才能あるやつ、テレビ行って、芝居
と映画が・・・。唐さんとこも、猥雑さとか危なさ、ない。悪場所としての
芝居小屋の伝統・・・、ま、いいか。大久保鷹も、こーゆー時代での怪優待
望論に乗っかっての怪優。ありゃ役者です。

見終わって「テントでやる必然性、何。900人もの客、酸欠で死ぬぞ。
電話予約すれば前になれる。後ろはほとんど見えないぞ。」

だども、現代小劇場のルーツだもん、必見。



電子城II (91.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


唐組「電子城II」(再演/3幕)10月19日7時(2:30'-20')
目黒不動尊内/紅テント 前3200円 当3300円 10/18〜20、24〜27(7ステ)
作・演出/唐十郎 03-3223-8747 客250(ほぼ満員=全桟敷)

小劇場の第一世代、アングラ劇の先頭を二分した状況劇場は62年だ。87年、唐組
として再スタート。変わらずテント公演を続ける。本作は6月公演の好評再演。

唐・麿・鷹と称される作品。怪優と呼ばれる大久保鷹だが、麿赤児の前では普通
の人だ。この芝居が、「セルロイドの乳首」と比べ遥かに面白いのは、麿がすべ
てだ。麿は、存在そのものが怪奇現象だもの。楽しそうに美少女を演じてるのよ。

ファミコンゲーム作家の新作が盗まれた。彼がネタを作っていた現実の飲み屋に
いた美少女男が怪しいか。ストーリーの続きを求めて、現実の存在である蜂人間
の物語が追いかけられる。フェロモンに絡め取られた虚構と現実のハイブリッド。

次から次へと出るは出るは。白塗りの麿にピンクのミニドレスでターンとかされ
ちゃった日にゃあ、矢でも鉄砲でも持ってこいだ。新宿花園神社のテントの3分
の1の狭さだし、私ゃ前から3列目で見れたし、今回はずっとお得ですよん。

見終わって「にしても、演劇が消費される時代に、テントで公演する意義は全く
見えない。それほどのもんじゃないよ。もうたくさんだ。」



桃太郎の母 (93.6)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/26(土)19:00-21:00 曇  花園神社境内 紅テント  唐組
    「桃太郎の母」  作・演出:唐十郎   5列花道寄り
 
  白いス−ツ、ライトを浴びて、万事快調。
  今回の唐組。またまた台湾。迷探偵カンテン堂(唐)と凄腕探偵一寸
  (千野)の終わらない対決。解けたのかよく分からない謎。
  テンポがほんといい。唐の洗濯機でぐるぐるの登場も笑わせる。
  最近の唐組じゃ、快調さ一番。お尻の痛さもなんのその(^^)。
  千野が風格さえ出てきて、いい男ぶり。南河内の鴨鈴女が漫才に徹する。
  よくわかんないけど、幻惑的なことばに酔いしれる唐芝居。
  テントを出ると、夜風が。あ−気持ちがよい。



動物園が消える日 (93.10)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


10/16(土)7:00-8:50PM 雨  中野駅北口ホーム横・紅テント   唐組
   「動物園が消える日」 作・演出:唐十郎         満員

 あっさり。お尻もらっくらく。の今回。きめ台詞、ばしばし。いい気持ち。
 駅に一番近い、紅テント公演。テントを開けたとき、ホームから唐が見える
 (8:45頃)。どこどこ、電車がとおると地鳴り。

 舞台。ビジネスホテルのロビー。下手フロント。中央にエレベータと階段。
 エレペータが、場面展開に小気味良く。

 お話し。さすらいの飼育係 灰牙(はいが:唐十郎)と、つれだしたカバの物語。
 何だかわかりませんね。観てたねこも、わかりません。筋追う気もなかったし。
 
 でも、いいの。山手線なら、上野をすぎた(内回り)盛り上がり(自身意味不明)
 言い放つ、ならぶ言葉の気持ち良さ。喚起、喚起のイメージ。お茶目唐にぱちぱち
 藤田明子はミニーマウスの帽子が、良くお似合い。
 最前列ねこには、水浴びのお楽しみも。今回、上からきます。そう、テントは
 どっかんと開けて欲しかった。あんまし、絵になる外じゃなかったけど。

 このところの唐十郎。物語のつっこみ、幻術の効果が希薄。観客は、さほど迷路に
 迷うこともない。古参のファンは、嘆いていることでしょう。
 まっ。いいじゃないかと。たまには、お気楽に観れて。



匂ひガラス (94.6)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/18(土)7:00:00PM くもり 新宿・花園神社 唐組
 ”匂ひガラス”     作・演出:唐十郎   (いつも通り)寿司詰め

 セーラー服の唐。うーん。テンポ良くて○。幕切れはあっさりでもひとつ。
 
 お話し。迷探偵カンテン堂が帰って来た。セーラー服をまとい、変態と突き
 出されて。おりしも、女検・名月、探偵・一寸は、米国特許をもつねずみの
 行方を追っていた。人の乳癌の遺伝子をもつネズミとは何か。やおい族の
 漫画家と謎の少女との関り合いは?。物語は、ねずみと少女の母親探しから、
 匂ひガラスへと集約していくのだった・・。

 よくわからない。それでも、楽しいねこ。饒舌な物語と言葉の幻術で舞い
 上がっちゃう唐舞台。三つ編みでセーラーがかわいい唐。でも、暑苦しい。
 前回とおなじ快調な舞台運び。時間も比較的短いあっさり加減。わからない
 ながらも食い足りなさ、ちとね。
 幕切れ、唐を外に飛ばした後。匂ひガラスへの思い入れは、余韻があって
 嬉しいねこ。カーテンコールでも飛ばしちゃたのは、かっこいい。

 帰りの京王線新宿駅ホームで、(ほんとに)走るねずみを見掛ける。
 もしや、逃げた4736866号か?。なんてね。



裏切りの街 (95.5)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


5/6(土)7:00-9:00pm 晴 新宿・花園神社 紅テント 唐組
 「裏切りの街」  作・演出:唐十郎  満員(300?)

 東京初日。お話。盗まれた「パンドラの箱」を追う中、海中に行方不明となった
 カンテン堂こと探偵・灰田。彼は何処に・・。
 今回の灰田の登場は、命懸け^^;。もう子供みたいで、あきれる。こんなとこ、大
 好き。ラストの飛ぶは、 中央線ぞいが、また
 はまるはず。ただ勇姿を観る点では、もひとつかも。

 話は、母なるものを巡る。良くわかんない。けど、台詞には、いつものようにうっ
 とり。魔法のよう。今回、脇役○。#705B.H.C.タツさんも書かれてる、金井良信が
 大奮闘。見直すねこ。逆にいつのかっこいい役の稲荷卓央とか、もひとつ。
 (5/6-13,14・18-21・25-28 6/1-4・22-25)

 客入れ。1時から整理券。唐組チケツ以外は番号なしだから、受け付け要。前で観
 たいから、どうしても並ぶ。1時丁度位で30番台。なぜ、いつも1時なんだろう
 まあ、完全に一仕事できる時間が空くから、いいともいえる。けど、時間潰しに困
 る人もいるはず。開場30分前。その頃、前売り、当日の列を50人/列で並ばせ
 る。場所が広いから、列に入れないことはない。誘導の人は、声がでかいのがいい
 大体並んだところで番号チェックをしていた。ねこはいつものように、番号札を見
 せびらかし、覗く人に声で教える。皆、これやればいーのに。もっとも、「独立し
 た幼児だけ」のお客は、さすがにすっと列をつくる。
 入場はさして押さず、100人ずつ。これもお客が心得てて、どんどん最前列から
 座っていく。テント芝居ならではか。最初は詰めがゆるい。だもんで、ねこは、前
 の座れはしないけど空いたところに行く。で前の人に、詰めてねと声をかけ場所を
 確保。客が仕切っていいのか。その間、3人位のやはり声のでかいおにいさんが、
 ござの目が見えないくらい詰めてなどどいって、詰めさせる。文句も言わず、むし
 ろ協力的な客。この客入れは、なんか高揚感がある。身動きとれないから、辛いの
 はそうなんだけど。
 結構、すぐ治まるので、開場は15分前にしてほしい。気持ちが落ち着く間もなく
 、芝居に入ればいいのに。指定席つくる前の梁山泊みたいにね。



ジャガーの眼 (95.10)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


10/8(日)7:00-9:20PM(休憩10分×2) 雨 西新宿・屋台村劇場 唐組(03-3301ー7926
 「サラマンダ直し版 ジャガーの眼」 作・演出:唐十郎 前売3200、当日3300
  最前列中央より 客席ほぼ満員(120人)

 会場。新宿大ガードから青梅街道を西へ3分。医科歯科大病院の対面。すぐ前は
 歩道で車道。車びゅんびゅん。中入ると騒音はあまり気になんない。飲み屋だっ
 たらしいバラック。この後、ビル建つんだね。少し行ったとこに、円のアトリエ
 昔あったな。平栗あつみ、始めて観たのそこだった。ガード沿いに並ばせる。今
 日は雨。ちょっと濡れる。花園神社だと林で濡れないのにな。とか、つらつら。
 ここで場内天気予報。上手最前列で小雨。もっとも、今回水を使わないので、ビ
 ニールシートの最前列配備はなし。たまに、つばが飛んでくる(特に鳥山)位。

 寺山修司の追悼劇らしい。状況劇場で'85初演。ねこは'89唐組での再演(目黒不
 動尊境内紅テント 10/6-22の土日11ステ 大阪公演もあり)以来。
 お話。角膜を移植された男(鳥山昌克)の眼には、見知らぬ光景が映る。それは
 元の持ち主のもの。男の眼に亡くした恋人を見出す、くるみ(桜井ひとみ)。ア
 ンドロイドの医師、恋人探しを請け負った探偵・灰田(唐十郎)と敵手・扉(金
 井良信)を巻き込みながら始まる、男の冒険。今回は、人形のサラマンダ(小名
 紫)と灰田の恋の結び付き、片目の探偵の由来が絡んでくる改訂版。

 幸せねこ。溢れる荒くれと酔わせる台詞、気恥ずかしげな可笑しさ、◎。唐芝居
 は、だから好き。男とくるみの二人の話が求心力もってて、入って行きやすい。
 戸板を背負った男達の動きも小気味いい。壁、扉、床、彼方と此方とダイナミッ
 ク。臭みはないけど、若い役者達の若やぎ、気持ち良い。前回より、堂々として
 安心して観れる。確か前回は出てない、くるみ役の桜井ひとみが押し出しよくて
 、愛敬もあり○。唐は脇に回って、いつもの少年みたいな眼でとほほ中年。好き
 ねこ。ラストは、外が大きく見える趣向+灰田とサラマンダの秘密。車が行きか
 って、通行人はなんなんだと言う顔してのぞいて行く。不思議な感じ。

 テンポが良くて、時間をあまり感じさせない今回。唐十郎初めての方にもお薦め
 たまにはアングラも○です。全桟敷だから、楽な格好、スカートは△で。
 (9/23-10/1 花園神社4ステ 10/6-10、12-15屋台村9ステ 受付1PM〜)


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にしかど(nskd@enpe.net)