演戯団コリペ


概要

構成員
主な作家
李潤澤
主な演出家
李潤澤
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

劇団リストのページへ

パ−ボ カックシ−愛の形式− (93.9)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/10(金)7:00-8:25 晴れ タイニイアリス  演戯団コリペ
  「パ−ボ カックシ−愛の形式−」 (「李潤澤の末世物語」改め)
   作・演出:李潤澤

 鮮烈、動的。そして清澄、しなやか。意欲的な舞台に触れる歓び。言葉しらぬ悲み
 本年、アリスフェアのトリ。要チェックの韓国劇団コリペ。初日。
 
 お話し。ある猥雑な街にやってきた、パ−ボ(呉達洙OH DAL SU)とカックシ(季芝
 夏LEE JI HA)。屋台をひらく二人。無邪気でことばも、ナ、ニョ、ノ、ヌ、ニョ
 、ナ(韓国の典型的な五音)しか話せない。天真爛漫。だから、自分の欲望のこと
 しか、話せない街の人のことばはわからない。
 パ−ボ(馬鹿)にされ、ついには虐殺されるカックシ。夢やぶれ去って行く二人に、
 人々は、自分の失ったものを気付かされる・・。
 
 冒頭、役者達登場。青系ライトとスモ−ク。おっと、かっこい。雑多な街の人達の
 表情、しぐさ。猥雑でダイナミック。いいね。芝居の高揚も心地好い。
 人間ジュ−クボックス、マイムなど世紀末の娯楽色。これは今までにない表現。
 定番の踊り。場面間の歌。役者の動きなど音楽のようなお芝居。独特の味わい。

 ただ、現代風の歌とダンスに古さを感じたこと。二人の去る最後があんまり民話で
 ちょっとだけ苦笑したこと。何だかなあ。センスの違いでしょうか。

 役者。かみさん役のカックシ。一番前でずっと追っていた。目の動き、表情がとても
 豊かで素敵。全体に、生気があって美しい役者さん達でしたね。

 フェア中の他劇団(全部かは不明。ねこは榴華殿)の半券で、無料観劇できます。
 この機会に、新鮮な発見をぜひ。


死婚 (91.9)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


コリペ(釜山)「死婚」9月9日(楽日)7時(1:03')
新宿/タイニイアリス 前2000円 当2300円 9/5〜9(6ステ)
作・演出/李潤澤 出/4人 03-3354-7307タイニイアリス 客180(超満員=立ち見)

アリスフェス韓国劇団の最後。またしても他の公演の半券での無料観劇。いつ
ものように予備知識なしで、韓国語劇を。この後、名古屋、大阪、新潟、アメリカ。

前のセシル劇場、木花に比べ、遥かに面白い。役者の身体もよく出来ているし
それぞれの表情も豊かだ。韓国劇をようやく見たかいがあったと言うもんだ。

感じたストーリーは、やっぱ韓国の歴史だろうか。一人の淫売を通して示され
る、蹂躪され続けた国の歴史。死して結ばれ、不死鳥となってはばたくという
のか。次々に襲いかかる変なおぢさんがおかしい。危ないおぢさんとのエッチ
なシーンもコミカルで楽しい。演出が凝っている。装置も照明も美しい。

さて、解説を見る。狂女に韓国の歴史を重ねたもの。最後に結ばれたのは朝鮮
の守り神・・・わかんないよ。また「韓国に父権を」とのテーマは疑問。日本
よりはるかに男尊女卑の国だというのを確認したもの。

でも、宇宙服みたいのが出たり、CDラジカセ、リモコンなどの登場も楽しい。

見終わって「それでも、『恨』から離れられないのね。理解できるけどさ・・・。」



劇団リストのページへ
にしかど(nskd@enpe.net)