黒テント


概要

構成員
主な作家
山元清多
主な演出家
加藤直
主な役者
服部良次
内沢雅彦
小篠一成
斎藤晴彦
福原一臣
村松克己
新井純
木野本啓
宮崎恵治
田村義明
主なスタッフ
音楽:林光
美術:島次郎
衣装:合田瀧秀
劇団の公式ホームページ
黒テント

過去の公演

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ゴゴを待たせて〜東方の三賢人〜 (91.10)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


黒テント Vol.28「ゴゴを待たせて〜東方の三賢人〜」10月11日7時(1:40')
西武新宿線都立家政/黒テント作業場 前\2800 当\3000 10/10-13,18-20(9ステ)
作・演出・美術/佐藤信 03-3926-4021 客50人(5割)

68年結成の後、68/71黒色テントとして71年から佐藤らがテント活動を継続。
状況劇場の紅テントと並び称せられる70年代アングラの雄。今年、長年のテント
活動に終止符を打ち、劇団名も「黒テント」、劇場を中心として活動することに
決定した(新聞報道より)。来年4月に本多で公演。全国巡演も予定。

ということで、来年の劇場公演に向けての新たな出発の分岐点の公演かと思って
見に行った。小丸は黒テントは初めて。でも、今回、ベテランも中堅も出てない。
ホンも座付き作家の山元清多のものではない、斎藤晴彦もでない・・・はずした。

ゴドー待ちの翻案。ゴゴもジジも僕達の到着を待っているから、このドアを通り、
そこに向かわなければならない。でもドアが開かない。3人組はいらだつ。変な
のが現われる。両親と娘とジジイの家族、吟遊詩人、蒼白の商人、妊婦姉妹、塩
売り、貴婦人、顔男、ラクダ、3羽のニワトリ、3人の兵隊、などなどなど。

次から次へと「面白い」ものが現われる。けど、つまんない。普通の不条理劇だ。

見終わって「なに考えてんだかなあ。美術は楽しめた方だけど・・・寝たよ。」

おまけ「旧友が、ここの女優さんに男を取られた・・・。その人を初めて見た。
やっぱ、かなり不幸だねぇ・・・あの子ぢゃあ・・・なんちて。(内緒よ)」



都会のジャングル (93.6)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/6(日)2:00-4:20 パナソニック・グロ−ブ座  黒テント ブレヒト・ルネッサンス3
        「都会のジャングル」 脚本・演出:加藤直 1F H21席
    
   つまらない。冒頭、舞台にかかるペイパ-ム-ンのように、空々しい。
   マレ−人の材木商シュリンク(斎藤晴彦)は、図書館員ガルガ(新井純)
  に不条理な闘いを挑む。君が考えてることに全財産をなげだそうと。
   取り残される疎外感に、劇中の笑い、歌も楽しめない。
   斎藤晴彦とダンスチ−ムには、血がかよっているのだか・・・。



あちゃらか商人 (94.4)

【概要】
  シェイクスピア『ヴェニスの商人』のオペラ風長崎出島版
【ストーリー】 大枠は原作どおりにつき、省略
【色】
  (妙な)歌、歌、歌の歌劇。(和風オペラ?和風ミュージカル?)
  ピアノ、バイオリン、チェロは生演奏。
  独特の言葉遣い、奇抜な衣装、遊戯性たっぷり。
【ひとこと/ひとりごと】
  原作の設定を、長崎出島の特殊性(人種や宗教など)をうまく利用して
  日本風に置き換えている。
  脚本・演出・音楽・美術・演技・歌、どれをとっても隙がなく、まとま
  った安心して楽しめる舞台である。
  でも、安心しすぎちゃったせいか、わくわくしたりどきどきしたり心か
  ら笑ったり、そういうのがなかったなあ……

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【あちゃらか商人】 黒テント第34回公演
  1994.4.14-24 下北沢:本多劇場 全席指定(当日4300円)
   4.20 Wed 12列目中央より観劇(客席6割)

台本:山元清多 演出:加藤直 音楽:林光 美術:島次郎 衣装:合田瀧秀
CAST:服部良次/内沢雅彦/小篠一成/斎藤晴彦/福原一臣/村松克己
     新井純/木野本啓/宮崎恵治/田村義明 他
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(下の文章の文責:まねきねこさん)


4/23(土)7:00:00PM  晴れ  下北沢・本多劇場  黒テント
 ”あちゃらか商人”    演出:加藤直        客席7割

 快調、音楽とおやじだじゃれ。けど、ラスト胸わだかまり。
 お話し。”ベニスの商人”ちゃんぽん版。長崎・出島。高利貸し出島屋歳六
 (しゃいろっく)と外国人商人てな設定。太夫の婿選びも絡んで、賑やか舞台。

 かえうたいっぱい、親しみやすくスムースな音楽に、リラックス。生のピアノ
 トリオ、白木の美術が気持ちいい。矢継ぎ早のだじゃれ台詞には、苦笑ねこ。
 
 でも1。出島は治外法権?。長崎奉行(代理)の鶴の一声に外国人商人もなぜ
 したがうのか。めちゃ芝居とぁいえ、変。(細かいことうるさねこ。)
 でも2。”血をとちゃだめ”のあとに、日本人たたき。うーん。お菓子のあと
 のお薬。後に残るにがい味。



鉄コン筋クリート (95.5)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


4/28(金)7:00-10:15PM 曇 下北沢・本多劇場 黒テント
「鉄コン筋クリート 宝町ダンス」 原作:松本大洋 演出:佐藤 信
 台本:大岡淳 串田杢弥 佐藤信 手塚とおる   ほぼ満員(450?)
 
 いろいろやってて。クールでかっこよさそだけど。単調で。寝てしまうねこ。

 同名マンガ原作。ねこ未見。お話。雑多で荒廃した町、宝町。ストリートキッズ
 ボス?のクロ(手塚)と、白痴のシロ(山下順子)。アッシュと英二(バナナフィッシュ)
 みたい、見えない絆で結ばれた二人。気まま、ねこまんまの日々。そんな二人を、
 新興(~_~メ)は目障り。影を仕切るネズミ(斎藤晴彦)を交えて戦いが始まる。

 という本筋は、町の風景、人々のよしな仕事の中に散在する。合せても1/2位か。
 あとは。どーでもいい、子供の会話。「耳」売り。リズムに乗った台詞あそび。子
 供おやじの独り言。どこぞの町、マンガ擬音の映像。など、など。ベテラン役者の
 遊びは、巧みで楽しい。でも。大抵静か。結局カタルシスなし。時間無限大と言わ
 んばかりのゆったりさ。意識失うねこ。

 よかったの。シロ(特に前半)、脂の無邪気さ。かそけくような語尾がけなげ。
 ○。クロのダークサイド=イタチの桐谷夏子。声が深くて、かっこいい。手塚のフ
 ライニングは、思いのほか軽やか。でも、言葉(想像力)で飛んでもよかったと、
 思う。
 
 ところで、原作のクロってあんなかっこいいのかしら。チラシ(クロ?シロ?)か
 らすると、もっと泥臭そうだけど。(4/210)


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にしかど(nskd@enpe.net)