マントルプリンシアター


概要
テレビ・ラジオ・映画・Vシネマ・お笑い・芝居と幅広く活躍中の才人・じんのひろあきが主宰する劇団。劇団がひとりの脚本家に頼り過ぎるのは危険だと、過去の名作をカバーすることにも積極的である。

構成員
主な作家
じんのひろあき
主な演出家
じんのひろあき
主な役者
じょじ伊東
さわまさし
篠原美樹
日南田淳子
満田幸一郎
坪井一宏
平林由紀
石川秀樹
中川和美
小松美国
窪田昌子
加藤れい
加西俊彦
電動福本博史
岡田しゅめい
山之内扶
水野知成
高橋祐子
主なスタッフ
照明:岩城保
舞監:多和田仁
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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俺なら職安にいるぜ

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     【 俺なら職安にいるぜ 】    マントルプリンシアター    
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職安を舞台にした群集劇。前半は、次々に登場するだらしない失業者達と 
、公務員という立場から彼らを見下しつつ応対する職員達の日常がおもし 
ろおかしく演じられる。暗転の後の後半は、装置も人物も同じだが、背景 
となる世界は大恐慌・超インフレを迎えている。金銭中心の価値観が崩壊 
したことで、職安の世界はどう変わってゆくのか……。日常的なせりふが 
緻密に重ねられることで、職安という特殊な世界に社会と人生の縮図が浮 
かび上がる構成。前半と後半のずれが面白い。ラストも味わい深く決めて 
いるが、唐突さにやや違和感も残る。                 
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 6/26ソワレ(楽)                アゴラ すでに終了

 《感想》

  ・ストーリー性はなく、断片的なエピソードを重ねることで、職安という
   特殊な世界の中に人間関係および外界との関係を浮き彫りにしてゆく。
   このあたり、岩松了や青年団との類似を意識しながらみた。

  ・大恐慌・超インフレという異常な事態の中で、人生観が崩壊してしまう
   人、かえって生き生きしてくる人、そして何も変わりがない人がいる。
   そのことが、社会に与えられただけの価値と、人間個人の本質的な価値
   とを分離して浮き上がらせる。この狙いはおもしろい。

  ・ラストシーンでは、さりげなくだがしっかりと、後者が顕揚される。な
   らず者の男二人が、純愛新婚夫婦の救助に向かうのだ。

  ・唐突に訪れるそんなラストシーンはなかなかうまいと思ったのだが、ど
   こか違和感もあった。唐突さが、どこかとってつけたような唐突さとし
   てみえてしまったのだ。作者の意図がにじみすぎているような……。

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 【俺なら職安にいるぜ】 マントルプリンシアター 本公演
  作・演出:じんのひろあき
  照明:岩城保 音響:高橋祐子 舞監:多和田仁
  出演:じょじ伊東(職員) さわまさし(職員) 篠原美樹(職員) 日南
     田淳子(伊東の妻) 満田幸一郎(おやじ) 坪井一宏(遊び人)
     平林由紀 石川秀樹 中川和美 小松美国 窪田昌子 加藤れい 名
     加西俊彦 電動福本博史 岡田しゅめい 山之内扶 水野知成 他
  1994.6.15-26 駒場:アゴラ劇場 全席自由(前2500 当2700)
  6/26(日)17:00-19:00 最後列より観劇 客入り:満員
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にしかど(nskd@enpe.net)