宮城聰


概要

構成員
主な作家
小林恭二
主な演出家
宮城聰、北村明子
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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炎、あるいはマイケル・ナイマンは何故この舞台の音楽を依頼されなかったのか (95.3)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


2/19(日)2:00-3:10PM 晴 新宿・P3 MIYAGI SATOSI SHOW
「炎、あるいはマイケル・ナイマンは何故この舞台の音楽を依頼されなかったのか」
 作:小林恭二 演出・振付・出演:宮城聰、北村明子 客9割(100?)

 会場。フラットスペース。長手両脇に客席。中央長手いっぱい、スクエアに組んだ
 バー。柱部に蛍光燈。と床にバケツ。後に知る短辺壁にブラックライトと蛍光オブ
 ジェ。演技は長手方向と中央の一短辺の三方向で。

 初めて知った女に狂うように、炎に恋した男、陶酔の物語。ク・ナウカ中心に、女
 性7人のパフォーマーのダンス。どっかロボット(表現しらず)。と、宮城氏の
 モノドラマが交互、同時に進行。流れる、停滞する、置いてきぼり、ないろいろリ
 ズムが、うふふお楽しみ。

 炎にあうため、家まで燃やす高揚は、ねこがまだ知れる範囲。「小説伝*」みたい
 物語のミクロコスモスに溺れる快感とまでいかず。でも、炎の感触は解るから、体
 は共感。それと炎=「彼女」と呼ぶことで、(恋の)熱さは頭で共感。舞台をモノ
 トーンとしたことで、この想像の炎がより感じられ、○。巧し。洒落てる。2/17-19

 *小説伝:今回とおなじ作家の作品。既に小説が亡んだ21世紀、日本。100才
 を越える老人が誰知られることなく書き続けた小説があった。それは、小説の中に
 小説があり、そのまた中に小説があるという、500以上の入篭構造をもつものだ
 った。マスコミが解読ゲームを狂的に取り上げる中、小説を読んだ読者は、次々、
 昏睡状態に陥って・・・。というあらすじ。
 宮城氏は、'87-88今はなきスタジオ200やパルテノン多摩で、モノドラマとして上演。
 リアルマジックな物語と語りの吸引力が、◎でした。再演しないかなあ。


ハムレット (90.10)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


宮城聰プロデュース「ハムレット」10月13日7時半(2:00')
青山円形劇場 前2500円、当2800円 10/12〜10/14=2:00マデ
原作/シェイクスピア、構成・演出/宮城聰 出演/美加理、玉田寛、杉本圭司
有村肯也、宮城聰

それっぽい仕上がりで前衛的なハムレットだ。青山演劇フェスのこれまでの芝居
の中では最も意欲的な挑戦をしている。しかし、それでも私のところまで届いて
こないのは、いくつかの理由による。まず、メインキャストのセリフをコロス達
が代わって話すわけだが、そのときにメインキャスト達がやらなければならない
ことを理解していない。セリフに合わせて口を動かしていればいいってもんじゃ
ない。広がりを持たそうという演出意図を役者が理解しておらず、また何をすべ
きかをも追及されていない。だから、セリフなしで音楽のみの芝居の部分がずっ
とよい。また、音楽については、荘厳なクラシックや、シンセの曲がほとんど鳴
りっぱなしだが、あまりにも意味深い曲ばかりで、強すぎる。音楽で時間経過や
展開を示そうという試みだが、曲のスゴサと役者の個性とに差があるんだから。
そして長くて多い暗転。装置を使うのもいいが、それで暗転が増え、転換の為だ
けに中間に3分間の休憩を入れるなんて。あと、種々の試みを行なうため、よく
知られている作品を選んだとのことだが、わたしゃ結局、何もわからなかったぞ。
そんなにシェイクスピアって、ポピュラーなのか。セリフなしで楽しめるもんな
のか。みんなが知ってるやつってんなら、男女7人とか巨人の星とか・・・。

見終わって「なぜ美加理なんだ。宮城さんが選んだのか?一箇所美加理にしゃべ
らせるんなら、全編美加理にやらせりゃあ・・・。」



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にしかど(nskd@enpe.net)