ナイロン100℃


概要
有頂天やロングバケーションで音楽活動をしていたケラが主宰する劇団。健康が発展的解消?した後にできた。

構成員
主な作家
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
主な演出家
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
主な役者
手塚とおる
三宅弘城
みのすけ
峯村リエ
犬山犬子
今江冬子
藤田秀世
松永玲子
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
NYLON 100℃

過去の公演

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予定外 (93.8)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


8/16(月)7:00-9:10 晴れ 本多劇場  ナイロン100℃
   「予定外」     作・演出:ケラリ−ノ・サンドロヴィッチ 3列上手
 
 KERAのギャグは好き。だけど、睡魔が・・。面白いけど、ツラカッタ。
 RPGマシンが暴走、スト−リ−がドンガラガッシャンなお話し。主人公キャラが、
 2分割するだけで。単純といえるかも。脳味噌グルグルには至りません。ちぇっ。
 
 反復、差し替えギャグなどと、モンティのナンセンス。健康と同じセンスですが、
 好きです。大脳経由で笑わせてくれます。引く寸前の間合いもけっこう。
 しかし、静かな舞台。ミッシェル・ルグランで踊った後は、高揚する場面がない。
 寝てしまいました・・。うつらに好きなギャグで笑いながら、睡魔と戦う。
 辛い2時間。
 
 プレイヤ− マダム・ヨ−クシャが、スト−リ−をY/Nで選択する場面。
 興味深い。今回は一つの固定したお話しだけれど。マルチエンディングの戯曲
 (えと、誰のだったかありました)がもっとあれば、客としては楽しめるな。


Vol.2 SLAPSTICKS (93.12)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


ナイロン100℃ Vol.2「SLAPSTICKS」12月26日7時(2:20')
新宿/シアタートップス 前3000円 当3500円 12/17〜30(16ステ)
脚本・演出/ケラ 03-5477-8145 シリーウォーク 客170(満員)

昨年、「もう飽きた」と健康を解散したケラが、新たにスタートしたプロデュース
ユニットがナイロン100℃だ。メンバーを見ると、健康の時と全く変わっていな
い。じゃあ何が変わったのか。第一回公演を見ていない私の関心は、その一点だけ
である。「健康とどこが違うのか?」

全く別のジャンルだった。これは「演劇」である。以前ケラが、バンド「有頂天」
時代の客を排斥したいと、そうゆう客が来ないとこにチラシをまいていると言って
いたが、確かにこの芝居なら、そうゆう客は減るだろう。かっこ良すぎるぞ。

●トーキー映画が始まろうとしていた時代。映画界に身を投じた青年の、「そし
てどうなったか」。フィードバックに描かれる。現在の私と若い私だ。

構成といい、衣装といい、音楽の選曲・使い方といい、ほんといいセンスしてる。
演出家としてのケラの力量が前に出ている。以前は、あえてそうゆう演劇的な演出
を敬遠していたように見えたが、今回はちゃんとした演出だ。いわゆるギャグをな
くしても、演出と役者の作り(一部ヒキョーだが)で笑わせる。

三宅がいい。手塚さんの「お茶と同情」でもすごかったが、今回も見事にシンを取
っている。フジの「海ごはん山ごはん」で若者のフリしているだけの役者じゃない
ぞ。それと山崎さんだ。有島一郎へとまっしぐら。

そんでもさ、やっぱ「ウチハソバヤジャナイ」は面白かった。テクノ活劇が見たい。
手塚とおるは欠かせないし、ケラも演出家なんぞに成り下がらないで欲しい。

見終わって「もうすぐ、ケラがアプルで、松尾スズキが本多で芝居をやる時代だ。」



(下の文章の文責:まねきねこさん)


12/29(水)7:00-9:20PM 晴れ 新宿・シアターTOPS ナイロン100℃
   「SLAPSTICKS」    脚本・演出:ケラ     満席

 ほよよ。ケラであってケラじゃない。みたいなウェルメイド。うまし。
 お話し。ある映画人の若き日の回想。よくあるお話しです。演出がね、◎。
 別の場所、時間を同時交流させたり。とってもスムーズでおどろき。
 スバイス。スタンダードの狭間にテクノ風とか、映画上映の舞台シンクロとか。
 飽きさせない。寝そうなお客への配慮ですね。○。
 主人公(山崎)の優しい視線にも、好感。で、良かったけど出鱈目ケラが
 やっぱ観たい。今度はテクノテクノでぐるぐるってのをやってね。


ネクスト・ミステリー (94.11)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


11/20(日)0:30-3:20PM 晴 池袋・東京芸術劇場小2 ナイロン100℃
 「ネクスト・ミステリー」作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 満席

 はずす展開、たのし。今江さんは、さっとしていて○。でずっぱりも嬉し。

 お話し。シェリーは、母親の冤罪をはらそうとするのか、する気もないのか。
 そんなことはどーでもいいのか。な?具合。先の見えないのが、◎。心地好い
 予想外がなかなかの仕上がり。よいよい。
 大人計画・阿部サダヲ、あと清水宏の個人技が目立つ。三宅・藤田のホモコン
 ビもいー感じ。三宅さんの笑顔に和んだりする。今江さんはクールにばかやって
 る。好きだなあ。

 長さが苦にならない。けど、体は疲れる老体ねこ。後半、集中力低下。どーでも
 勝手にぃな気持ちになる。は、この芝居に合うかとぼんやり思う。
 
 選択肢。も笑えるギャグですね。で、今日のねた(選択は*)は、
 0.入浴中の美女、次に起こることは
   A:亭主が帰ってくる *B:不思議なことが起こる
 1.植木屋の産婦人科が、井上に見せたいおもしろいものとは、
  *A:反戦フォークコンサート B:草刈正雄ディナーショー C:鼻めがね
 2.シェリーが次に会う人は、
   A:うんちをもらした宮本(だっけ)君 *B:フィリピンダンサー
 3.指名手配のシェリーの行き先は、
   A:願いのかなうトゥーマバルーマの湖 *B:よく当たる占師マダムチャンの店
 4.シェリーのこれからの人生は、
   A:ライオンに食われてムタラクタラ B:演劇集団キャラメルボックスに入ってシッチャカメッチャカ
  (どっちでもない *C:もてもてにこにこぴっかぴか)

 ついでに匂いシート。なんかみんな同じメロンなような。混じったのかなあ。
 1:ラベンダー 2:バナナ 3:正露丸


1979 (94.6)


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      【 1 9 7 9 】     ナイロン100℃
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1979・東京にこだわった”青春テクノ活劇”。元バンドマンの高校教
師根岸に思いを寄せる女子高生チカが、15年前へとタイムトラベル。Y
MOのヒット曲を先取りしてバンドに教え込み、大ヒットさせる。その後
もバンドは快進撃、チカも知り合ったミキ・マユミと3人でデビュー目前
と、いいことづくめ。だが年末、根岸のバンドはメンバーが次々にやめて
ゆき、ミキも故郷へ引っ越すことになり……。アイドル3人の出演、LONG
VACATIONの生演奏と、ショー的な魅力は十分。だが、脚本・演出は雑で、
「1979」は最後まで舞台にたちあがらない。手塚・犬山が好演、客演
の西村・梶原も魅せる。アイドル陣では、松野が大健闘。
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 6/3ソワレ                    アプル 6/5まで

 《感想》

・脚本/演出には大いに不満が残るけれど、アイドルと役者を十分みれて、
 音楽も楽しめたから、それで満足。

  ・やはり、アイドルはだてにアイドルやってるわけじゃあない。それが一番
の感想。芝居の内容とか役柄とかとは関係なしに、何かアイドルとしての
華がある感じだ。特に、マイク持ったときは、ぐっと輝く。

・フツーの女子高生役というのは、無難な使い方だと思った。舞台度胸と素
顔の魅力とがあれば、それだけで十分乗り切れる。3人の中では、松野が
芝居向きだろう。この人は、他の舞台でもみてみたい。

・役者では、先生やってるときの梶原、子供やってるときの犬山、生徒やっ
てるときの西村がいい。それぞれチョイ役だけど、持ち味がきっちり出て
いて、芝居がひきしまる。手塚は好演なんだけど、中盤以降、なんかいま
いちキレが足りない感じだった。

・脚本/演出の出来はかなり悪いと思う。ストーリー重視のような気がする
割には、ストーリーがありきたりすぎる。それでも細部にインパクトがあ
れば許すけど、それもたいしてない。構成も雑。ギャグはそこそこ笑える
けど、中途半端。ラストではしんみりさせたがってるように思えるけど、
それほどしんみりできない。どう考えても、練りが足りないと思う。

・「1979・東京」というものにこだわった舞台だと聞いていたのだけれ
 ど、結局のところ、僕にはそれが見えなかった。ちなみに僕は、当時小学
校5年生だったんだけど……。

  = 次回作は? =  「行くけど、ホンはなんとかしてほしい」

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 【1979】 ナイロン100℃
  脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
  音楽:LONG VACATION 照明:渡部良一 音響:及頓腰   出演:松野有里巳(坂井チカ) 宮前真樹(榊原ミキ) 今井佐知子(見城
     マユミ) 手塚とおる(根岸ケンタロウ) 三宅弘城(太川ハジメ)
     みのすけ(上原/見城父) 峯村リエ(坂井母) 犬山犬子(坂井兄
     /牛添マチコ) 今江冬子(香山今日子) 伊藤俊人(坂本龍一)
     梶原善(高橋幸宏/先生) 西村雅彦(細野晴臣/生徒) 他多数
1994.5.29-6.5 新宿:シアターアプル 全席指定(前4200 当4500)
  6/3(金) 3列目中央より観劇 客入り:満員
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(下の文章の文責:まねきねこさん)


6/1(水)7:000:20PM くもり 新宿・シアターアプル ナイロン100℃
   「1979」脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィチ     満席

 基本がポップで快適。切なさもさらりと。仕事帰りねこもけっこう平気3時間。

 お話し。女の子と男の子。恋とポップ。でもって成長の物語。(#340いしがみ
 さんRが具体的)。ポイント押さえた、KERA流・青春物。タイムマシンとか
 根拠レスの楽しい道具立てが嬉しい。ギャグも外さず◎。音楽は、言わずもがな、
 かっこいい。もっとも、いろいろ多すぎて3時間かもしんないけど。
 やっぱ、KERA好き。でも、キヨスクさんと同感。脳味噌ぐるぐるのスラップ
 ステック。ナンセンスがみたい。だから、7月のBAUSに期待ねこ。

 なんで、チカ(松野)は、あんないいかげん野郎(手塚)がすきなんだっ!。
 と、観ててはらはら。ラストの吹っ切れには、よし!とうなずく親父ねこ。
 うーん、恋とは何でしょう。まっ、いいか。

 アイドル3人は、はじめてみました。なんだよ、うるさ・はしゃぎがかわいい
 じゃないかの松野さん。顔立ちが見とれるほどきれいな今井さん。(ところで
 彼女の手持ちブランコぐるぐる。シアターグリーンでの犬山さんを思い出しま
 したわ。)で、一番気にいったのは、宮前さん。ちと、気落ちした役だけど、
 親しめそうなとこが○。かわいいしね。
 なんつっても3人で唄うとこ、アイドルしてて嬉しい。ミーハー自覚ねこ。
 ところで、カーテンコール。客のノリいまいち。なぜ?。ファンはいずこに?。

 役者。やっぱ、手塚さんと犬山さん。存在感がずばぬけ。犬山さんは、かわらず
 器用に役代わり。お決まりもあるけど、楽しませてくれます。


喜劇 箸の行方 (94.7)


 本公演とは別の、サイドセッションです。
 みんなで台本をかいたり演出をしたりエチュードをやったり。
 当日配られた紙によれば、稽古時間も普段の5分の1だそうです。

 みのすけがすごく頑張っていてすごいぞ、犬山犬子がおとなしすぎて残
 念、というのが僕の感想です。

 で、面白かったことは面白かったです。でも、次回も3300円払って
 みにいくかというと、たぶんいかないでしょう。
 なんていうか、僕にとってはこれは大きな劇場で3300円払ってみる
 ようなものじゃあないという気がするのです。これは、面白いとかつま
 らないとかとはちょっと別の問題です。

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 作・演出:ナイロン100℃ 構成:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
 出演:手塚とおる 犬山犬子 みのすけ 三宅弘城 今江冬子 峯村リエ 他
 1994.7.1-3 吉祥寺バウスシアター 指定・桟敷・立見
 7/2(土)ソワレ 椅子4列目より観劇 客席超満員
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(下の文章の文責:まねきねこさん)


7/1(金)7:00:40PM 曇り 吉祥寺・バウスシアター ナイロン100℃ SIDE SESSION
 ”喜劇 箸の行方”  構成:ケラリーノ・サンドロビッチ 作・演出:ナイロン100℃  超満員

 なつかし、ナンセンスギャグお楽しみ会。初日のせいか、ゆるく感じてもひとつ。

 ネタにばらつきあるけど、そこお楽しみねこ。手塚さんの凄味、みのすけさんの
 ひょろ、冬子さんの好き勝手?な雰囲気が面白い。犬山さんがおとなしいのよ。
 これは、おまけCDで楽しみましょう。

 おなじみギャグはなつかしい。各シークエンスのつなぎは、円滑でうまい。
 でも、新しさがないよ。健康のLA MAMA公演みたいに、発見の悦びがない。
 寂しいねこ。小学校の時書いた”お楽しみ会”台本をまんまやる、てのは、
 面白いけど。あと、もたつく感じは、日が経てば良くなるかなあ。
 
 今日のねた (タイトルねこ勝手。書く事自体がねたばらし。見る前の人:要注意
 うっかり読んじゃた人、怒らないでくださいね。)

 1.映画    :マック・セメットのサイレントを上演。
 2.箸はどう書く:漢字でどう書くのか。象形文字にはくすくす。
 3.15年振りの:南海の孤島に15年。何故かある幕の内。箸がなくて・・。
 4.何やってるんだ:手塚、三宅。桶作ったことあんのか?。悔しい顔にあはは。
 5.えっ、だれって:見えない客に話し掛け。飛んでいくのが、面白い。
 (このあたりに小学校ねたらしいシークエンスあり。けっこう笑ったけど、内容
  わすれちゃいました。)

 6.ビデオ   :ビデオ・コラージュ。ときおり挟まる顔はだれ?
 7.すげえ笑える話し:みのすけ、三宅。箸で笑える話し始め、停電になって・・
            恐い話しを思わず。みのすけのいやがりに、あはは。
 8.湯煙殺人事件:スポンサーが障害で。なんでもありの殺人方法。
 9.スライド  :箸の正しくない持ち方。吉田戦車みたい。
10.詩の朗読  :犬山こども。むしの詩をば○こどもで。コントで観たかった。

11.家族の食卓 :ばらばら殺人のはなしに、悦びいきなり激昂の手塚がすごい。
12.箸を割って話す:会社が倒産。従業員は社長に怒るが。馬耳東風社長・三宅の
           我関せず:からたちの花カラオケは、可笑しい。
13.12で、フォークみのすけとデュエット。
14.やさしくなれたら’94:フォークみのすけ。”1ドルが100円をきった日”
               他1曲。場内大受け。
15.古今東西名作劇場:これも小学校ねた?。西遊紀。やりたい放題、冬子・
            ゴクウ絡まれてこまる、手塚・案内役(勝手にサンゾウ)
            にあはは

16.箸道おやじ :みのすけ・道場主のどうでもいい教え。手塚・イラン人○。
17.箸漫才   :18とは、同じTV番組。三宅レポーターのなまりも可笑しい
18.全国きき箸大会:箸の木、年代、制作者を当てる。続くとだれるなあ。
19.ショート・コント
 (1)ゴミ拾い:先輩の石油からできたビニールを、後輩の箸でつまむとは!
 (2)奇箸・珍箸大会 
 (3)急病人の名前:笑える名前だと、みんなコケにして。
 (4)救急電話は何番?:117?。117ってなんだっけ。ぴあにキャラメル
    ボックスを予約した女は、ぼ○ぼ○に。おいおい。
 (5)箸屋でお楽しみ:こっちは、10億円、こっちは7円。なんで?。さー?。
 (6)ヒロシ、ぱた :まんまで、暗転。こうゆうのが一番好き。
20.クレジット・スライド
21.詩の朗読  :犬山こども。ぶかぶか長靴の詩。



next mystery


--【ネクスト・ミステリー】 ナイロン100℃ 4th session -----

● 客入れの段階から、照明と音楽と美術と映像がしっかり雰囲気を
作っていたことと、開演時間ぴったりに始まったことを大いに評
価します。皆さん早目に行きましょう。

● 子役のかわいい女の子は、9時45分まできちんと働いてます。
僕があの年のときには、7時半には強制的に寝かされてました。
うらやましい限りです。でも、児童なんたら法とかにひっかから
ないんでしょうか。

● 今江冬子が好きな人は必見です。出ずっぱりですから。手塚とお
るや犬山犬子や阿部サダヲやその他の人たちもいい味出してて、
好きです。

---------------- 以下は観てから読んでね -----------------

● 匂いを嗅ぐとき、明かりがついて皆いっせいにしこしここするの
で、かなり間抜けな感じがします。まあでも、はじめてだったの
で何か面白い感じはしました。もう一回やりたいとはあんまり思
いません。

● 「世界初のインタラクティブ演劇」というコピーは、きっとギャ
グです。「観客が物語の行方を決める」なんてのは、ギャグでな
いとしたらJAROものです。僕はまともに期待していたので、
やられた、と思いました。

● 選択肢についていえば、ABの選択では、すべてのステージすべ
ての設問でBが選択されることでしょう。これは私の勝手な予測
ですけど、結構自信があります。(違ってたら教えてね。)

● 芝居全体についていえば、僕はかなり満足しました。物語を無理
して作るのでも無理して捨てるのでもなく、いいスタンスで付き
合ってる感じがしました。自然体ですね。

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1994年11月15日(火)ソワレ 8列目中央 客席:満員
池袋:東京芸術劇場(小2) 20日(日)まで
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ウチハソバヤジャナイverion 100℃ (95.5)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


5/4(木)7:00-9:25pm 曇/雨 下北沢・本多劇場 ナイロン100℃ 5TH SESSION
「ウチハソバヤジャナイverion 100℃」作・演出:ケラリーノ・サンドロビッチ 超満員

 しあわせ。もっと観ていたい。気持ちいいから。

 '92(4/9-19東京芸術劇場小2)、健康のとき放った出鱈目「芝居」再演、初日
 大体同じ?と思う。手塚とおるの役->東京壱組・二瓶鮫一、か?。あとその他
 役者多い。劇場入り口のシャッター半開き。横の通用口から入場。ロビーを明
 かりと音で演出。怪しくて○。昔、山の手事情社が本多のロビーでやった、臼
 暮れないビデオガーデン演出を思い出す。

 先がどーなるか、?。台詞一つもわかんないのが、わくわく楽しい。見事に期
 待に答えてくれる予定不調和。最高。みのすけの「もろちん(だったか)」の
 連呼とか、みんな見事に意味がない。どーでも良い一過性、なんでもなさが、
 気持ちいい。ただ、再演嬉しいけど、2度観るのはどーだったかと思う。絶対
 、初めて観るほうがいいから。

 三宅弘城は、テンションあっていい。ばかな子供役がはまって○。今江冬子の
 ヤンさんも嬉しい再開。巧いしね。(5/4-14)



(下の文章の文責:一寸小丸さん)


ナイロン100℃ Vol.5「ウチハソバヤジャナイ」5月5日7時(2:23')
下北沢/本多劇場 前3900円 当4200円 5/4〜14(15ステ)
作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 03-5477-8145(シリィウォーク) 客420(超満員)

92年の劇団「健康」時代の最高傑作の呼び名の高い作品の再演。ほとんど改訂せ
ず、まんまの再演。しかししかし、役者が違う。

ご存じ、オンラインネットワーク社会におけるスーパーハッカー高野正五郎と国民
管理局との死闘を描いた超問題作。ウィルス型破壊プログラム「アルジャーノン」
をオンライン出版の自著に紛れ込ませ、南海の孤島にある後前原中央病院マザーコ
ンピュータにハッキング。防御プログラムとの最終決戦の行方やいかに。

ほとんど初演と同じ。明らかに違うシーンが一つ。ネットワーキングにおいては、
空間の移動が概念として存在しないがため、後前原中央病院へは一瞬にして移動で
きる。初演ではそうなっていた。今回、「移動」が存在した。これは何か?。もち
ろん、専用線ネットワークによる中央集権型通信社会から、分散型通信社会すなわ
ちインターネットの普及を受けてのこと。92年には、解き放たれたウィルスは、
とりあえずホスト経由で目的システムまで到達することは容易であった。しかし、
かつての戸田奈津子、その後の椎名桜子時代に対する95年の見解としては、多数
の中間サーバーのチェックの網をかいくぐらなければならない。特に、オペレータ
ーとしての高野氏の存在が最も困難な「移動」となる。飛行機のシーンは、そうゆ
うことですかね。

考えてみると、リアルワールドのそば屋とか医者とかが、リアルファッションであ
り、オンラインヴァーチャルワールドの編集者や高野氏がヴァーチャルファッショ
ンであったことが異義深い。当然、防御プログラム達もヴァーチャルである。

「アルジャーノン」くんがリアルファッションであったのは、ウィルス型破壊プロ
グラムが、実在のキャラクターを模して作られたためと考えられる。それゆえ、や
すやすと国民管理局のマザーコンピュータまで入りこませることができたのだ。

とまあ、この作品はケラの作品中でも傑作中の傑作だと小丸は思ってるし、今回も
深い眠りの中から目を覚ますたびに、「ああ面白いなあ」と安心してまた寝ました。
15回ぐらい寝ました。だって・・・変わってないんだもの。

ケラは間違ってます。手塚とおるの不在を無視することはできないはずなのに。同
じギャグを清水宏にやらせるのは間違っている。手塚と清水では、金魚とゴンドワ
ナ大陸ぐらい違う。ああそれなのにそれなのに。ひきょーですね。

客入れんときのクラブ風DJも、92年には通用しても、歌謡ラップ隆盛の95年
にはインパクトは弱い弱い。照明も装置も、ただただごくろーさんなだけだ。

実は私、午前11時に当日券に並びました。ちょうど受付ロビーにオオタコさんが
いて、「なんでこんなに早く来るのぉ」とあきれてました。だって、5月5日は子
供の日ですから、開演3時間前ってのは早くないと、私は思ったのでした。もちろ
んその日、マチネがない日だなんて、知らなかったんですもの。開演8時間前じゃ、
オオタコさんもいやがる。私のことを「イヤミなやつ」と思ったに違いない。「制
作」の会議室で、その朝、オオタコネタを書いたのだが、ちゃんと読んでたオオタ
コさんであったのだ。

見終わって「手塚さんを返せぇぇぇっ。それがプロデューサーのツトメだしょ。」



カメラ≠万年筆 (95.09)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/2(土)2:00-4:20PM 晴 新宿・THEATER/TOPS ナイロン100℃ SIDE SESSION2
 若手公演「カメラ≠万年筆」 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
 前売2800、当日3000 4列中央から 客席(椅子30,他桟敷)超満員(220?)

 ケラ初?の場所も時空も飛び越えない(一部あるけど)、一幕芝居。大学映研の
 部室が舞台。さながら長回しのワンカット映像?。を時間を追って5つの場面に
 分ける。思わせぶりだったりの幕切れが○。の後、「落ち」「後日談」なスライ
 ド字幕。これ遊びとフォローちゃんとあって、いい。時代は10年前、1985。おに
 ゃん子(ゆうゆ(岩井由紀子)が劇中TVに話を聞いてないレポータで登場。)、
 全日空機墜落、マリオ、健康旗揚げ(ナイロンの前身)・・。やたらと流れる、
 トーキングヘッズ。D.バーン変だけど、音楽かっこいい。あー10年経つんだあと
 も思うねこ。新譜でないかなあ。ところで今、SMAP聞きながら、R書いてます。
 バック、○。役者は、去年今年のオーディション合格者。若手といっても、他の
 劇団で観たことある人もちらほら。

 お話。大学映研部室。数百万の大作撮ってるグループ。何とろうかなとふらふら
 の子達。全然巧くいかないけど、時はそれなり過ぎ去っていって・・。
 一見、岩松了スタイル?と思う。あんなぎりぎりはしてなくて、ルーズ。よい意
 味で。なさけないバタバタに笑い、微量哀しい。みんな、かっこよくない。巧く
 行かなくて未練たらたらだったり、どーでもいいやってのも。ありがちな、だけ
 ど青春、仲間だぜ、明日にガッツの思いだし付け足しとかなし。その代わり、ば
 かみたいに踊って自己嫌悪。ま、しょうがないやといいかげん、けどそれなり前
 向きでもあるのよ、に共感ねこ。○な感じよさ。
 
 伏線もいろいろあり。後になるほど面白い。表立たない三角関係とか、どさくさ
 に姿を表したりする。こういうの好き。勘繰る楽しみあり。
 役者。制作役の安沢千草。野放図のようでいて、こまやか。健気さもいい。いか
 にも健康とか見に行きそうな、ほにゃーとした高校生役、新井真弓。こういうキ
 ャラも好き。
 
 パンフ(三宅ソロとカップリング、600円)は、字がいっぱいでお買得。
 当日券。今日のソワレ10枚。三宅ソロ7枚。4:30PMでもう5人位の列できてました
 (8/30-9/3 7ステ)



悟空先生対アメリカ先生 (95.09)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/3(日)9:50-11:00PM