東京オレンジ


概要
早稲田の劇研の現役アンサンブル。ピックウィック解散の後を継ぎ、92年に旗揚げ。

構成員
主な作家
横山仁一
主な演出家
横山仁一
主な役者
堺雅人
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
TOKYO ORANGE ON THE WEB

過去の公演

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Vol.6 EXPO MANIA (95.6)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


東京オレンジ Vol.6「EXPO MANIA」6月24日(土)3時(2:02')
早稲田大/劇研アトリエ 前1500円 当1800円 6/16〜26(13ステ)
構成・演出/横山仁一 03-5272-8545 客120(満員)

早稲田の劇研の現役アンサンブル。ピックウィック解散の後を継ぎ、92年に
旗揚げ。第二回公演から横山が構成・演出している。

横山が演出するようになって、かなり双数姉妹的わけわかんない芝居をやるよ
うになっている。前回(94/12)、突然ポップなやつをやっちゃったけど、また
なんなんだよこれ、に戻っている。私は前回よりこっちの方が好きだ。つうよ
り、前回の延長線上にあるんだけど、完成度が上がったってことか・・・?。
(実は前回の印象がほとんど残ってない。最後のすげえ明るい笑顔ダンスに困惑
してしまったという印象だけが残っている。)

エチュード、とも言えない断片的フレーズの拡張連続演劇。チラシに膨大な数の
フレーズが並んでおり、それらのそれぞれから想起されるシーンを、ハデな照明
と(APS関口氏)、幾何的装置の中で、あれやこれやそれやどれや。

●劇団タイガーショットは、1991年、ピックウィックを前身として結成され
た、新進気鋭の劇団である。代表作は「世界の果てからこんにちは」、2
番目の代表作は「世界の果てからこんにちは2」。わたくし、日本演出家
協会会長の堺です。よろしくお願いします。
(ばかばかしいけど、堺雅人だから、笑ってしまった)

てなオープニングで始まり、演劇的なメソッド、とかなんとかの無理な設定の下、
えんえん「フレーズ拡大」が提示される。ほとんど意味のない会話とか、つなが
りのない会話とかが行なわれるが、役者が表面的な意味を作っているたけで、何も
伝わってこない。断片的に面白いとこもあるが、私の中に何も生まれてこないの
で退屈してしまった。照明とかダンスとかがかっこいいので、それなりに楽しめ
るんだけど、そこで行なわれている「劇」が・・・何も・・・。

表面的な意味じゃなくて、その後ろにある熱い何かとかが見えると、そのシーン
だけでも楽しめるんだが、それをやっていたのは堺雅人だけだった。ただし、こ
の日は夜の回があるためか、冒頭から堺はかなり抑えていた。血管切れるぐらい
やってくんないと、見栄が決まらない。

にしても、堺はいい役者になったねえ。対馬もずいぶんよくなった。この二人が
顔を2センチ離してしゃべりまくるやつは見ごたえあった。

ばらばらのイメージをばらばらに提示するのはいい。まとめなくていい。しかし
その結果として、何かの印象を呼び起こせないと、拡散したまま、どこへも行け
ないと思う。やってることはかっこいいのだから、その先をやってくんないと。

あと、楽器をみんなでやるやつですが、かなり気にいってやってるようですけど、
4分の4拍子だから、つまらないのではないのでしょうかね。16ビートぐらい
までやらないと、ピチカートファイブの曲に負ける。リズムが単調に感じるの。

見終わって「山の手的なダンスがほんとうにかっこ良かった。」



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にし○ど(nskd@enpe.net)