ぺ天使


概要
すでに解散。……と思ったら、1994年に見事復活したようです。

構成員
主な作家
未生みちる
主な演出家
未生みちる
主な役者
未生みちる
菅野瞳子
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

劇団リストのページへ

Vol.3 小林少年探偵団 (91.4)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


ぺ天使 Vol.3「小林少年探偵団」4月21日1時(1:50')
原宿/ルイード(ライブハウス) 前2300円、当2600円 4/20,21(4ステ)
作・演出/未生みちる 0492-97-7807(ツルタ) 客100(9割)男女=1:9

お客の9割以上が女の子で、その8割が女子中高生。全体の平均は17才
ぐらいだ・・・なんで? 作・演出の未生みちる氏が漫画を描くってこと
と関係あんだろうなあ・・・?11人の女の子劇団。

90年2月「満月がいっぱい」、90年12月「東京少年戦争」に続く3回目の
公演にして最終公演。いきなり終わるんだって・・・。ざ〜んねん。

朽ち果てたあばら屋に住む小林君は、探偵を夢見る乱歩ファン。晩御飯の
リンゴ一個を持って、物語の世界に飛び込む。

エデンの東にある禁断の果実(リンゴ)を巡って、明智探偵と6人の小林
少年、怪人20面相と4人の部下、謎の男とその召し使いの3組が大混線。
あばら屋で発見された謎の白骨死体がからんで、事件は意外な展開へ。

謎の男は江戸川乱歩その人。物語は、発見された少年の白骨死体の夢とし
て創作された、という2重構造であった。

基本的に学芸会なんだけど、面白い。テンポがあって、スピード速いし、
笑かすし、主役(菅野瞳子)と未生さんは元気いいし、続けば伸びるそ。

見終わって「いきなり最終公演だもんなあ・・・。期待してるのにぃ。」



東京少年戦争。 (90.12)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


プロジェクト・ぺ天使 Vol.2 「東京少年戦争。」12月2日6時(2:15')
明大前/キッド・アイラック・ホール 前1800円、当2000円 11/29〜12/2
作・演出/未生みちる 044-945-7660 ツルタ 客100(男女=1:9)

めっけもんだ。よく知らないけど、未生みちるさんは漫画とか描く人で、芝
居も漫画おたくっぽい。螳螂とか月蝕歌劇団とかと関係あんのかなあ。女9人。

21世紀末、第3次世界大戦で非業の死をとげた少年部隊の一人が、そのくや
しさから時空をさまよう身となり、すべての人間への復讐を始める。

22世紀、核戦争後の核の冬を生き延びた王国に異変が起きていた。そこでは
すべての植物が生き絶えていたが、人間が突然消滅しだしていた。その原因は
時空を越えて生きる少年が、歴史に介入し、先祖を殺害している為という。つ
いに決闘の時はやってくる・・・なんて話しを中心に、王家(長男:マッドサ
イエンティスト、次男:車椅子の兄殺し、親:父親であり母親でもある)、時
空の狭間に生息するもの(ネコ、朱雀、詩人、歌手)などをからめて不思議な
世界(少女漫画の世界かも)を構築する。

役者がいい。個性の強い、それでいてかわいい女の子の演じる少年はいい。芸
達者もいる。洗練されたダンスより、黒いベレーに迷彩服、黒半ズボンでマシ
ンガン持って踊りまくる、跳び跳ねる、そのへたさが好き。その目が好き。

惜しいのは演出。芝居の見せ方、盛り上げ方を知らない。でも、熱い思いの伝
わるホン、生きとし生けるものすべてへのレクイエムが感じられるホンに拍手。

見終わって「いやあ、F.A.Network以来の無名ヒット。めっけもんでぃ。」



幽限会社GGG (95.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


ぺ天使 Vol.5「幽限会社GGG」11月12日(日)2時(2:08')
江古田/ストアハウス 前2000 当2300 11/10〜12(5ステ)
作・演出/未生みちる 0492-97-7807 客120(超満員)

3年ぐらい前に3度の公演を行い解散した劇団。昨年復活した。小丸は第2第3回公演
を見て、高い評価を下している。いろんなものが絡みあったホンと、キチンと辻褄を合
わせる構成と、ハデなエンタテインメントした演出と、イキのいい役者とがそろってい
た。昨年復活し、1年を置いての第5回公演。次回は未定である。ギリギリんとこで頑
張って公演しているみたい。女性劇団である。

 ●ハデな話しである。GGGはゲーゲーゲーと読む。ゲゲゲの鬼太郎である。
  幽霊とかそうゆうものをすっかり退治してしまい、やることがないので生活
  苦の鬼太郎&目玉おやじ。栄光の日々を取り戻すべく、魔界の封印を解いた。

  その日から、街に化け物があふれる。人々が襲われ、鬼太郎は正義の味方稼
  業に復活。そうこうするうちに、保険会社が幽霊被害の判定を鬼太郎に依頼
  する。父親探し野郎とか郵便配達娘とかが絡み・・・。

  大どんでん。確かに魔界の封印は裏向きだった。こっちがあっちで鬼太郎大
  ピンチ。

  交通事故の少年。病院の一室から出ることは叶わない。事故で片目を完全に
  失った。友達からの手紙だけがなぐさめ。残った目に映る不思議世界。

最後の持ってきかたが見事。ハデな話しだけど、なんだかなあ・・・とか思っていた小
丸にガツン。そういえば、毎回、ナイーブな少年の思いとかがテーマでしたっけ。複雑
に絡み合うお話が、二重三重に意味付けされている。見事。

作家・演出家の未生みちるもすごいが、なんたって役者の未生もかっこいい。役者達の
一部は宝塚系のハデな子達なのだが、ぐいぐい引っ張る。目玉親父の菅原瞳子もいい
が、最後にちょこっとだけ出たネズミ男役の後谷智弥も、メチャかっこいい。

客席の女性率95%。オープニングの小ギャグで、未生がキメた瞬間、場内大喝采。こ
ーゆーのが似合う役者って、数少ないのだ。

次回公演未定だそうだが、ぜひともやってもらいたいものだ。

見終わって「いったい未生みちるって、なにもんだ?」


劇団リストのページへ
にしかど(nskd@enpe.net)