Royal Shakespeare Company


概要
本場イギリスの伝統あるすごい劇団。

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劇団の公式ホームページ
http://www.rsc.org.uk/

過去の公演

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恋の骨折り損

−− 【恋の骨折り損】 −−− Royal Shakespeare Company −−

プレビュー公演をみてきました。今回は、ミュージカルやオペラも
手掛けるという鬼才?イアン・ジャッジの演出で、題目はシェイク
スピア作品にしては知名度の低い喜劇、『恋の骨折り損』です。

いちおうストーリーを。1910年代、イギリス。ナヴァール王と仲間
の3人の学生達が、学業専念のため、3年間、女性との接触を断つ
ことを決意する。ところが所用で隣国の王女様御一行4名様が到着
するや、4人はそれぞれ一目ぼれ。宣誓はどこへやら、あの手この
手で接触をはかるも、失敗ばかり。4組の恋の行方やいかに……。

英語上演なので、事前に予習をしてからみました。戯曲を読んだと
きには、たいして面白くないなあ、と思ったのですが、舞台化され
た作品は十分に楽しいものでした。これがRSCの底力ってやつで
しょうか。

男優陣がいいです。学問する者の青々しいプライドが恋する者の盲
目なのぼせあがりに転じるときの、真摯さと滑稽さ。周りの人間達
ののどかで微笑ましい愚劣ぶり。表情から声から仕草から、そうし
たものが生き生きと伝わってきます。長い恋の独白を歌にのせる演
出も、私にとってはありがたいものでした。王様役のフィリップ・
クオーストは特に、ほれぼれするような美声です。

また、美術と衣装が大変素晴らしいです。これはもう観ていただか
ないとアレですが、効果は絶大で、なんともゼイタクな気分にひた
ることができました。

不満な点は、言葉とホンです。言葉の壁はやはり厚い。(;_;) せり
ふの豊富な詩的魅力を味わえないのは、ちょっと悲しいものがあり
ます。(ちなみに、 ?00円?でイヤホンのサービスがあります。)
あと、ホンについては、やはり凡庸だと思うのですが、死んだ人に
文句言ってもアレなのでまあ、やめときましょう。

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【恋の骨折り損】 Royal Shakespeare Company
  作:ウィイアム・シェイクスピア 演出:イアン・ジャッジ
  フィリップ・クオースト(王)ジェニー・アガター(王女)他
 1995.4.7-29 銀座セゾン劇場 4.6(preview) 2h40m 9列
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にしかど(nskd@enpe.net)