榴華殿


概要

構成員
主な作家
川村理有
主な演出家
川村理有
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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REM (95.08)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


7/31(月)7:00-8:25PM 晴 新宿・タイニイアリス 榴華殿(劇場03ー3354ー7307)
 「REM」 作・演出:川村理有 前売2500、当日2800円
  最前列中央より 客席7割(70人)

 弁士が声を受け持ち、役者が人形ぶりで演ずる無声劇スタイル。榴華殿では、通
 常の役者達の芝居に、人形が絡むこともあり。今回も、人形が重要な「役」で、
 人形役の役者と絡む。
 お話。決められた婚姻嫌さに、娘が心の弟(少女人形ルカ)と逃げた先は、遠洋
 船?の船倉。彼女を取り巻く人々。連れ戻しに来た、性格の悪い妹と軍帽の女。
 ひとさらいの男と、誘拐された髪きり屋の看板娘。この世界は、娘の夢か。それ
 とも人形の夢なのだろうか。

 よくわからない。けど、不可思議さに混乱、催眠効果?でぼーとしてくる感じは
 、悪くない。トリップとかじゃないけど。明治大正時代舞台の耽美小説な趣も含
 めて、趣味に合えばいいかも。ねこは結構好き。言葉使いなど時代錯誤を、きっ
 ちり演じてる。これ可笑しいこと、多々。作者もその辺心得てると思う。
 人形ぶりは顔を中心に徹底している。能面のよう。とくに娘役の子はきれい。役
 者は大変そう。瞬きもしてないもの。動きを止めると、人間に戻っちゃうのは、
 しょうがないか。髪きり屋のきゃぴきゃぴした台詞と動きも、面白かったねこ。
 (7/29-8/2 10ステージ)



1912 活動大寫眞 (95.10)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


10/27(金)7:00-9:30PM 晴 お茶の水・湯島聖堂大成殿 天幕劇場  榴華殿
 「1912 活動大寫眞―グリフィス&リリアン・ギッシュ 第一章」
  脚本・演出:川松 理有 前売2500,当日2800
  最前列より 客席満員(90人 全階段椅子席)

 現実から遊離した耽美幻想味ある舞台の榴華殿、初?のストレートプレイ。細工
 のなさがお話と役者の魅力引き出して、○効果。我慢できなかったのか、一部芝
 居掛かりとか演出遊びはあり。場の音響効果も面白い。

 お話。俳優が蔑まれていた時代のアメリカ。旅回りの一座の子役・リリアンギッ
 シュ(阿部由輝子)は母、妹と全国を流浪の日々。とある日、親友グラディス(
 森田小夜子)が活動写真に出ているのをしり、訪ねNYに。そこで、奇才を発揮
 していた監督D・W・グリフィス(古本恭一)と出会い、新しい映画の仕事に加
 わるのだった。今回は大作・イントレランスの撮影前迄(1915?)。続きは、来年
 5月に上演とのこと。

 会場。石畳の広場をぐるり回廊。広場側に客席、テントの2辺(正面奥と上手側
 面)が回廊内。ここの普段と逆形式。回廊内では声の残響大。大きなお屋敷みた
 いな効果が面白い。照明は鏡に反射させる電動のもの、数は少(6+アルファ個
 )。展開が小気味いい。シャープな感じは芝居にあっている印象。
 最近の寒さ+石床のせいか、底冷え。支給の毛布貰えばよかった、やせ我慢ねこ
 一杯引っ掛けるとか。それ以前に厚着してくるべきでした。

 才気あふれるグリフィスと爆進する映画界のお話に引かれ、活気ある舞台。2時
 間30分の長さがさほど苦にならない。テンポの良さ、○。撮影場面、秘話が多
 々。ギッシュの昔の映画知らなくて、悔しいねこ。グリフィス、ギッシュの出会
 いのストップモーションな作り。気位の高い女優、うるさがたの会計士など脇役
 キャラの個性。などお約束演出も楽しい。善人ばっかとか、主人公二人の感情の
 行きかいがあまり書かれてないとか、演技大仰部分とかあり。けど、楽しさが
 勝ったねこ。

 役者。ギッシュ・阿部由輝子がいい。今までも少女役で突出した存在だった彼女
 子供時代は、独特の「リカちゃん」声ととろんとした眼が愛らしい。縦ロール髪
 もとてもお似合い。女優として目覚めにつれ、凛としてくる表情と立ち姿も○。
 リリアンギッシュの若い頃のイメージだよね、の声も聞こえたけど、どうなんで
 しょう。(10/20-29 10ステ)


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にしかど(nskd@enpe.net)