森羅万笑


概要

構成員
主な作家
滑羅ユミ子
主な演出家
滑羅ユミ子
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shinra/index.html

過去の公演

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Vol.9 星降る前に降る星は (95.1)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


森羅万笑 Vol.9「星降る前に降る星は」1月29日2時(2:10')
下北沢/ザ・スズナリ 前2500円 当2800円 1/25〜29(7ステ)
作・演出/滑羅ユミ子 03-3366-3407 客130(ほぼ満員)

初見。

やたらとちゃんとした劇団でした。みんな発声・滑舌が良くて、殺陣とか完璧で、
いきなり酔拳とかをかなりのレベルで見せてくれる。身体がキレてる。いい男、い
い女してるし。まじめに演劇しちゃってんで・・・かっちょわりーぃ。

すんごいストーリーでした。説明すんのが大変。登場人物と背景が複雑に絡み合っ
た、とんでもない物語です。14人の役者みんなに見せ場を割り振って、演劇的ご
都合主義で、みーんな関係していて・・・でも、こーゆー芝居はストーリーしかな
いてみよ。ついてきてね。

●死んだ人間の魂は、数十年後、妊娠した胎児に生まれ変わりとして送りこま
れる。前世の記憶は、10月10日間に消えていく。

ある魂が間違って、胎児じゃなく、その母親の恋人(男)に送り込まれた。
天界の担当者は大あわてで捜査にくる。彼らは死人や気絶してる人に入って
この世界でも活動できる。

間違われた男とその仲間は、映画を撮っていた。借りた別荘の主人は、数十
年前に不慮の死。夫人は、その死に疑いを抱いた娘と不仲のままである。

間違って送りこまれた魂は、その別荘の主人だった魂。間違われた男は、自
分の人格と主人の人格の二つを持つことになる。母娘の不仲に心を痛める。

(ついてきてますかぁ・・・)

主人の死は、実は屋敷の運転手の仕業。夫人を愛するがゆえ、夫人もろとも
死のうと考えた運転手は、自殺し、夫人の車に仕掛けを施した。しかし、夫
の方が死んでしまった。魂となった運転手は、天界のトラブルに乗じて、人
間として夫人を得ようとする。それに気づいた天界担当者は・・・。

恋の物語です。いろんな人の、打ち明けられぬ思いが交錯します。大人達はみんな
酔拳の名手ですし、若者はみんなアクションスターです・・・なんでやねん。

たまたま死んだ人や、たまたま思いを抱いた人が、どーゆーわけかみんな関係して
います・・・なんでやねん。

でもま、有無を言わせず、エンタテインメントに徹しています。照明や音楽でハデ
にするという安易な演出じゃなく、アクションとストーリーで楽しませるってんで
すからえらいです。ただ、演技がみんな養成所あがりっぽいのであたしゃ嫌いです。
ま、平気な人も多いことでしょう。

いろんな劇団があるなあ。

見終わって「桟敷にガキが座っていて、ごちゃごちゃうるさいの。シメ殺したくな
ったぞ・・・母親を。」



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にしかど(nskd@enpe.net)