てっぽう玉


概要

構成員
主な作家
小宮紳一郎
主な演出家
塩野谷正幸
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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さらば、映画の女よ (95.10)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


10/28(土)3:00-4:15PM 晴 新宿・タイニアリス てっぽう玉(03ー5272ー1785)
 「さらば、映画の女よ」 作:小宮紳一郎 演出:塩野谷正幸 
 前売3000,当日3300 最前列より 客席9?割(90)
 
 今年のアリスフェスのラスト。流山児★事務所から演出:塩野谷+男優2人(松
 村冬風、若杉宏ニ)。それに女優2人(前川麻子、松本恵子)。10年前の原作と
 のこと。今回は大幅改訂していると、ごあいさつ文に。

 舞台。両側に後ろ向きベンチ2つずつ。駅?かしら。中央奥にテーブルと椅子。
 金色。背後は一部に鏡、原色をなぐり重ねたペインティング。前面に水洗い場。
 バケツに細い水。ほぼ一杯になったころ、開演。

 分かりあえない男女の平行線。どうして家族に紹介してくれないの。結婚してる
 のに。と不満不安の女。気だるそうに肩そで脱ぎ。寄り掛かって煙草。話を聞い
 ているのか、いないのか。おなか空いたわ。男をどこか見下しているような、女
 男2人。おさななじみ?。見栄っ張り。そんな男達をばかと言いながら、見守る
 女達。流れ続ける水。バケツからあふれたそれは、舞台一面に広がっている。

 芝居を渡り歩くように役を変え、時には男女の台詞を入れ替えたり。断片ばかり
 で時間の流れも??のお話。渾然とする中、舞台の役者個性は変わらず、くっき
 り浮かび上がるような印象。男二人の組みつほぐれずも、理屈別のお楽しみ。で
 も、女優2人にまけるのは芝居そのまま。前川さんの気だるそうな背中演技、た
 ばこ芝居は、もう前川さん。巧みに雰囲気だし、◎。松本さん、微笑した頬の表
 情がキュート。(最前列は水しぶき浴びます。紙類は置かず、いやな人は3列め
 以降が良。ちなみに、今日の受付は井沢希旨子さん。) (10/24-29 7ステ)



(下の文章の文責:一寸小丸さん)


てっぽう玉Vol.2「さらば、映画の女よ」10月28日(土)7時(1:13')
新宿/タイニイアリス 前3000円 10/24〜29(7ステ)
構成・演出/塩野谷正幸 03-5272-1785 客70(5割)

流山児事務所で活躍する塩野谷さんが中心となり、活動するユニット。今回の出演は流
山児さんとこの松村・若杉に加え、前川麻子と松本恵子(モデルとかやってる人だっ
て)。男優二人はあまりうまい役者ではない。一方、前川さんは変わらず達者で、松本
さんていう人も可愛らしくて神経質そうな芝居が個性的である。女優さんの勝ちぃ。

もともとこの芝居は10年以上も前に塩野谷さんと龍昇さんのために書かれたものだそう
だ(原作/小宮紳一郎)。当時の女優は北村魚・南雲京子(ちょー懐かしい)。演劇団
時代ですねえ。演出は流山児さんだったそうです。で、再演にあたり、全く別作品にな
ってしまったそうです。確かに、北村・南雲という大人っぽい女優と比べ、前川・松本
というどっちかっていうとガキっぽい二人との違いも大きいでしょうけど、やっぱ塩野
谷さんが出ていないことが一番大きいでしょう。龍昇さんの受けの芝居もないわけです
から・・・。塩野谷さんのを見たかった。

 ●お話は、常に4人の男女が舞台にいるが、それぞれ二人芝居として進行する。
  夫婦であったり、友人であったり、ライバルであったり、なんだかんだ。

正直、あまり会話が成立しているようには思えなかった。水びたしの舞台や、数台しか
使っていない照明などが雰囲気を作っているが、セリフが会話になっていかず、コミュ
ニケーションが感じられなかった。ので、何を話していたか、記憶に残っていない。逆
に、歩くたびに跳ねる水や、蛍光灯や白熱球の明かりに目が行き、舞台前っつら中央で
流れ続ける水道水の印象ばかりが強く迫る。かなり役者を追い込んで作っていったと思
われる芝居だが、十分役者が跳ね返していなかった。やっぱ、少しだけ役者のパワーが
足りない。

見終わって「演出とかしちゃってる塩野谷さんは、やっぱ見たくないや。15年ぐ
      らい前にスズナリで頭剃って、タクシードライバーのトラビス状態で
      出会ったんだもの。で、塩野谷さんに打ち上げで聞いたら、条件さえ
      整えば、まだまだやるぜ、と熱く語っていたのだった。」


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にしかど(nskd@enpe.net)