智恵子舞踏会


概要

構成員
主な作家
エッチェボンボ
主な演出家
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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Vol.2 A FU RU RU (92.3)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


智恵子舞踏会 Vol.2「A FU RU RU」3月28日2時(1:07')
中野/テレプシコール 前2000円、当2300円 3/27〜29(4ステ)
制作/エッチェボンボ 03-3382-4338 客120(満員)

少年王者館の役者・智恵子が、王者館の主宰者・天野天街、役者の水谷雄司、少年
マルタに加え、舞踏集団兼演劇ライター集団のエッチェボンボのうにたもみいちの
4人の男性を従えての公演。中野テレプシコールったら舞踏の殿堂。おかたい舞踏
の先達の目が厳しい所だ。だもんだで、完全に「ブトー」です。セリフを使わずに
身体での表現に徹します。なのに面白い。舞踏なのに面白い(これは偏見的な言い
方です)。とっても楽しい「ブトー」なんです。

作品は、腰に薄物を一枚だけまとった智恵子(絵にも描けない美しい胸)が、一個
の生物として生を受け、様々な変態を繰り返しながら、変化していく様が描かれま
す。人間以外のものの時代もあったと思います。成長の様ではなく、メタモルフォ
ーゼ自体がメインテーマだと感じました。無垢な昆虫であったり、サナギの殻を破
ったり、人間的なものを身につけたり、女だったり、少女だったり、大人だったり、
メスだったりと変化します。なかなかに見事でした。

振り付けが、王者館同様、楽しいです。「振り付け」として成立していない動きを
振り付けるのが素敵です。予想だにしない動きが続きます。明るいですし、斬新で
す。石丸だいこさん(今、一番振り付けの才能があると思う)に近いレベルです。

男性群も健闘。舞踏に徹した水谷さんや、「男」の天野さんなど、感心させられる。

見終わって「んでも、なぜこのブトーが面白いのかと言えば、それは智恵子さんが
美しいからなのだ。こんなきれいな子が半裸で踊るなんて、ブトーの
ジャンルにはないべな。」



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にしかど(nskd@enpe.net)