都市彦


概要

構成員
主な作家
徳永健
主な演出家
寺田圭佐
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
不明(たぶんない)

過去の公演

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Vol.14 パラダイス・パレード (90.11)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


都市彦 Vol.14 「パラダイス・パレード」11月1日(初日)7時(1:50')
池袋/シアターグリーン 前1800円、当2000円 11/1〜5
作/徳永健 演出/寺田圭佐 03-314-5210(ネビュラ03-565-2689)客160(男女=3:7)

立ち見が出る程の超満員。去年ぐらい、フジテレビの深夜番組にレギュラーで
出てた劇団。連射ギャグと胸打つシーンがウリ。

病院。4人の患者、治療の一環として「夢飛行」を実施。それぞれが設定した
世界で4人が自由なキャラクターを演じ、様々な世界に束の間の楽しみを見い
だす。いつしか現実と夢飛行との区別がつかなくなり危機が訪れる。しかし、
この夢飛行を商品にして大ヒット。その利益で壮大な夢に挑戦。しかし・・・。

前半と後半に必然性がない。病気がなんなのかもわからず、危機がなんなのか、
わからない。ホンの書き込みが足りないんだ。つうか、思い付きで話しをまと
めた感じ。全体にわたるビジョンが見えない。

例えばバックサスを浴びて、4人がスックと立って同じセリフを熱弁するとい
う、いわゆる第三舞台がさんざんやったやつ。ギャグは個人の力量に左右され、
徳永健がいるいないで、差が出る。第三舞台っぽいけど、役者が違うなあ。

結局、ホンはもちろんだが、演出に独自性が欲しい。ギャグもパワーでさ。

見終わって「アマチュアの宴会芸のノリだ。それがお客には楽しめるんだろう
が、テレビで通用するわけないや。」



Vol.18 メリー・ダンサー (92.9)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


都市彦 Vol.18「メリー・ダンサー」8月31日7時(2:23')
新宿/シアターサンモール 前2000円 当2200円 8/29〜31(5ステ)
作/徳永健 構成・演出/寺田圭佐 0422-20-4633 客300(満員)

85/10結成。最近はシアターグリーンからモリエールに進出している。センチメン
タルな芝居が多い(かな?)。小丸は「パラダイス・パレード」(90/11)を見てい
る。「メリー・ダンサー」とはオーロラのこと。3年前の作品の改訂再演。

お客に接する部分が優しくて柔らかいんですけどね。何でもできるご都合主義芝居
でした。どうしてもつっこみたくなる私なんです。「なしてそうなんの」って。

●マッドサイエンティストだ。人類滅亡の野望に隠して、地球環境の保全のため
に、オゾン発生装置を開発しオゾンホール修復を研究している。バンアレン帯
に穴をあけ、宇宙線のエネルギーで半永久的に作動するオゾン発生装置を完成
させた。しかし、全く公表せず、匿名の善行として研究員に納得させている。

恋人を失ったショックで、生きる気力をなくした少女。彼の面影を追い、生き
る毎日。彼の弟やその恋人が気遣うが、彼女は立ち直れない。突然現われた死
せる恋人。霊界でオーロラの研究をしてたのだが、最近、オーロラ発生が乱れ
ているので調査に来たのだという。オーロラは霊界とこの世をつなぐドア。と
ても重要なのだと。なのに、発生が乱れ、霊界は大混乱。原因探しが始まる。

原因は例の研究所。オーロラの制御を成功させていた。目的は、オゾン発生装
置のロケット打ち上げの日を決めるため。200年に一度という東京でもオー
ロラが観測できる「オーロラの夜」を特定するためだ。この日こそオゾン発生
装置打ち上げに最適。そしてその実態は、バンアレン帯のすべてを破壊し、地
球全体を宇宙線に晒すことだ。人類滅亡の日だ。

マッドサイエンティストにより、バンアレン帯ホール作成プログラムが無制限
のバンアレン帯破壊プログラムに改変されたことを発見した研究員。恋人達や
霊界の人々とともに博士に対決を挑む。はたして・・・。

アクションもあり、ロマンもあり、科学もあり、大ボケギャグもありの、エンタテ
インメント芝居です。優しさにあふれていて、若いファンが多いのもうなずけます。
んでも、とにかく構成が安易なご都合主義です。(それはそれでいいのかもしれな
いが、小丸はどしてもつっこみたくなるのです)

女優さんが熱演で、ホンキで泣きの芝居をしてる。でも、泣き過ぎで鼻水すすりな
がらの芝居はちと苦しい。もうちょい泣きはコントロールして欲しいなあ。

見終わって「愛はご都合主義、・・・ってことなんだろか。一理あるな。」



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にしかど(nskd@enpe.net)