WAHAHA本舗


概要

構成員
主な作家
喰始
主な演出家
喰始
主な役者
佐藤正宏
吹越満
久本雅美
柴田理恵
梅垣
主なスタッフ
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過去の公演

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Love Story 7(91.6)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


WAHAHA本舗「Love Story 7」6月17日7時半(2:05'+アイサツ10')
新宿/シアタートップス 前自\2200、前指\2500(当は\300増) 6/11〜19(11ステ)
作/刀根夕子、日暮レモン、星崎真紀、岡崎京子、演出/喰始
出/佐藤正宏、柴田理恵 03-3406-4472 客170(満員)

WAHAHAの佐藤・柴田によるオムニバスコメディシリーズの7回目。今回は少女
マンガ家によるホラー映画篇と題し、利根夕子「エルム街の悪夢」、日暮レモ
ン「13日の金曜日」、星崎真紀「死霊のはらわた」、岡崎京子「ハロウィン」
の4作。ちなみに「日暮レモン」は喰・佐藤・柴田の合作用ネーム。

前回見た時、あまりにも外部の人による作品がつまんなかったんで、見ない予
定だったんだけど、ふとしたことで岡崎京子にハマっちゃったもんで(この2
週間程で、岡崎京子と内田春菊を20冊読んでんの)、勢いで・・・。

「エルム〜」は、コンピュータの紹介で見合いして、お互いに理想とあまりに
違う相手を、偶然に何度か会ううちに惹かれて行き、障害を乗り越え結ばれる
もの。「13日〜」は「森と木の詩」風、「ガラスの仮面」風、「ベルサイユ
の薔薇」風三つの解釈による相撲の対戦での会話。「死霊〜」は、DJスター
が、クール宅急便で送られて来たゾンビと過ごす3日間。「ハロ〜」は、SM
クラブの女と客との壮絶にして本気のプレイと、純粋な愛の交流・・・。

前回に比べるとずっと面白かった。岡崎の「SMって普通の趣味で、変態じゃ
ない」という視点の確かさが強烈だった。マジメにSMすんだもの。



ずっこけ(94.9)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/18(日)6:30-9:10PM 晴 新宿・シアターアプル WAHAHA本舗
 「ずっこけ」 構成・演出:喰 始         満員

 ワハハ10年。ねこは8年前から(極楽探検隊、駅前)。あのころはと思い出
 走馬灯ねこ。まだ「劇団」の形で。毎回新ネタと彼らに会うのが、楽しみだった
 無理矢理会社休んでいった箱根の宴会付き温泉公演は、よっぱらった久本が裸で
 **だったとか?。ねこもへべれけで・・。楽しい思い出です。
 
 梅ちゃんと佐藤さんのお祭り公演('92-12)と同じメンツ(佐藤、梅垣、吹越、
 柴田、久本、おほほ商会)の久々イベント。基本的ネタは、変りません。いわば
 ワハハのブライテスト・サイド。毒はすくないが、きれいに嫌みなく。でも、下
 ネタはぶりぶり。客もファンというか、信者が多いみたい。良くのって、仕打ち
 にも笑顔で応えてる。よいよい。
 次回は、いつかな。今度は村松、渡辺いれてダーク・サイドもみたいもの。
 
 今日のネタ(タイトル、ねこ勝手)
1.オープニング:おほほ+ダンサーズ。客と三本締め。おもちゃ鳩を客席に。
2.裸レオタードダンス:裸姿をペインティング、お馴染み衣装に長陰毛。衝立挟み2人で。
3.ハイキング :舞台階段奥から、野○そ=垂れ幕。タイトル「ずっこけ」。
4.ウンコク主義共和国:褌姿の若衆の大旗にあわせて、場内総立ちで配られた
  ニ蛯僑颯▲辰襦I饌罎砲狼霏腓淵Αコ。それだけ。ばからしくて○」
5.梅ちゃんソロ:柄の長い噴霧器。霧を客にかけ歩きながら、「雨に歌えば」

6.インノーセイシ:お笑い好きのランシの機嫌をとろうと、芸にはげむインノー
  セイシ達。早口下ネタ。DNA玉簾。ランシ鑑定コーナー。可笑しかったのは、
  早漏模写。後半、ランシ達登場。柴田のねじけたおばはんランシが○。
7.踊る座長 :佐藤さんだけ気持ちいいコーナー。日本の四季を踊る編。
8.吹越ソロ :なんだかわけわからない重量挙げ。バーベルに人格あり。
9.幽霊漫才 :柴田・お岩様と久本・お菊様。Wけんじ、染太郎、染之助など
  のパロ。生首回し。卒塔婆ほんじゃま。お骨渡り。この二人、ねこすきだなあ
10.はだか侍、さおふとめ・もんぜつのすけ:切り合いはいつもすっぱだか。
  全裸になる佐藤。このインノーが目に入らぬか。前を扇子や吹越で隠しながら
  立ち回り。ちらちら見えちゃうもので、女性客の悲鳴と歓声。大受け。
  最後、影絵で投影しながらのインノー攻撃は、懐かしいネタ。大笑い。

11.梅ちゃんソロ:そーめん他を砕いて、客にかけ歩きながら「雪は降る」
12.SF大河歌謡ドラマ「我が母なる星は緑なりき」:
  毎年が、昭和40年の星に嫌気がさした5人。夢をもって地球へ。平成2年。
  夢敗れて、ホモビデオ俳優=梅垣の現場で再会するも、皆望みむなしく。
  でも、再会に希望を。柴田はアル中で悲惨。平成3年。池袋、日本語学校で
  再会するも。以下同文。柴田はシャブ中で悲惨。平成5年。目鎌線ガード下で
  再会するも。以下同文。柴田はき○がいのプーで悲惨。でも、高校の時の寄せ
  書きを見て正気に。客を舞台に上げて踊る5人。結局、皆故郷に帰る。が、
  そこは昭和19年星。無事戦争を生き延びられるか、というところで、続きは
  20周年公演「戦争と青春 星流れる果てに」。やっぱ、柴田は巧くていいや
13.休憩3分:「後半」のフィナーレまでの場つなぎ=せいしこよし、早漏模写
14.フィナーレ:リオのカーニバルみたい衣装の5人と褌ダンサーズ、総踊り。


ラブストーリー・6〜ミュージカル映画篇〜(90.12)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


WAHAHA本舗「ラブストーリー・6〜ミュージカル映画篇〜」12月20日(1:55')
新宿/シアタートップス 前\2200、当\2500(指定+\300) 12/18〜23
作/「南太平洋」海老原靖芳、「キャバレー」いしかわじゅん
「シェルブールの雨傘」坂本太郎、「マイ・フェア・レディ」J・マクレーン・ワイルダー
演出/喰始 出演/佐藤正宏、柴田理恵

佐藤・柴田2人による、オムニバス芝居。海老原は放送作家、いしかわは漫画家
(シティロードに劇評)、坂本はTV番組監督(ポワトリン等)、J・マ・ワは
喰・佐藤・柴田の共同ペンネーム。「南太平洋」はイラクの人質夫婦、「キャバ
レー」はドサ回りの演歌歌手と敏腕マネージャー、「シェル〜」は雨の惑星での
気象観測員とTVレポーター、「マイ〜」はナーム真実教経理係と教祖麻田ミョ
ーコーの代役役者(佐藤が気持ち悪い程そっくり)と、映画のタイトルとは関係
ない、言わば大人の漫画4篇。

いしかわじゅんはさすがだったけど、やっぱWAHAHAの魅力、WAHAHA
の笑いを的確に表現してたのは「マイ・フェア・レディ」だけだった。他の2篇
はコント。でも、普通のもの以上をWAHAHAに求める私としては、いまいち。
WAHAHA以外にできない、ってえのは「マイ〜」だけだもの。

見終わって「やっぱ、そこまでやるかあ、ってんじゃないとお。」



佐藤正宏の個人的な語りの会 その2(90.10)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


佐藤正宏(WAHAHA本舗)の個人的な語りの会 その2 10月11日7時半(1:20')
「実録・私が新宿オカマ猟奇殺人事件の容疑者になり、刑事に告白した本当の事」
前1000円、当1300円 新宿・シアターPOO 10/11〜10/12 客50
出演/佐藤正宏 03−406−4472(WAHAHA本舗)

タイトル通り、6月22日に西新宿で起きた事件の容疑者となった佐藤が、
事件にまきこまれ、取調べを受け、その後自分で事件を調べた件の一部始終。

導入から、新聞のコピーを使っての事実の確認のあと、「実は犯人はまだ、
捕まっていない。今日お客として、この中にいる可能性は非常に大きい」と
の言葉のもたらした効果・動揺の大きさを特筆しておく。

と言っても、この語りの会のシリーズは、ゲリラ的に、気楽に、なんの向上
心もなく、実のないものを目指しており、佐藤自身のためにやる、とのこと
なので、それなりに楽しんだひとときでした。こういうWAHAHAの新し
い試みに、私はついていくよん。それがウチワネタだろーと、なんだろーと。
前回はフォーク弾き語り調、今回は講談調ということですが、いいかげんで
した。(なお、犯人は捕まったようです。それはそれは人間交差点のせつな
さを感じさせる事件でした)



踊る座長(91.12)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


WAHAHA本舗・佐藤正宏「踊る座長」12月16日7時半(1:43')
下北沢/ザ・スズナリ 前(自\2000 指\2300) 当+\300 12/14〜17(4ステ)
構成・出演/佐藤正宏 03-3406-4472 客180(満員) ゲスト柴田理恵・温水洋一

WAHAHA本舗座長の佐藤が、20人のバックダンサーを従えて贈る初ワンマンショー。
菅原鷹志の振り付けが冴え渡り、超面白すぎるエンタテイメントに仕上がった。

84年に東京ヴォードヴィルショーの若手と演出家の喰始らが結成したワハハ本舗は、
集団としての活動以外にも、個々のユニットが注目された。佐藤・村松の二人は「平
成モンド兄弟」として、アンダーお笑い界を席巻した。その後、久松雅美は色ものス
ターとしてその地位を築き、最近ではフキコシがロボコップ演芸で、梅垣は豆飛ばし
シャンソン芸で営業実績を積んでいる。一方、村松利史は自らプロデュースする「人
生の意味」シリーズで小劇場界に不動の地位を築いた。ここにおいて、座長である佐
藤は、柴田理恵と組んで上演し続けている「ラブストーリー」シリーズや、一人演芸
シリーズでもいまいちインパクトを与えられず、その動向が注目されていた。

センスとアイディアが、稽古の裏付けにより輝いてます。下北沢を浅草に変えた。大
衆演芸のノリに徹し、ヒナ段に並ぶは花柳社中か。1曲目は、緑とオレンジの着流し
で踊るはもちろんマイケルジャクソンの「ビリージーン」だ(完ぺきなセクシーダン
ス)。モロ肌脱げば、ふんどし姿もあでやかに「コーラスライン」のナンバーを連続
で群舞(「サプライズ」&「ワン」)。その他、人間ダッチワイフとの絡みや、「サ
ザエさん&マルコのマゲ物・母を訪ねて三千里」、天花粉ホワイトショー、マドンナ
からライザミネリまで、なんでもあり〜の、強引ぐ舞いおぇ〜だ。

やっぱエンタテイメントってこうでなくっちゃだわ。最近、小劇場でもエンタテイメ
ント指向が多いけど、アイディアと稽古が足りないのよね。センスがイモなのよね。

見終わって「えらいっ!」



シェイクスピアだよ!全員集合(91.8)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


WAHAHA本舗Vol.16「シェイクスピアだよ!全員集合」8月5日7時(2:25')
大久保/グローブ座 前指\3800(当\5000) 前自\2000(当\2500) 8/3〜8(8ステ)
構成・演出/喰始 03-3406-4472 客650(満員)

最近は個々の活躍が目立つWAHAHAは84年結成。年に一度、役者が全員揃って
お祭り騒ぎ。8日3時から追加公演が決定。

開演前の場内アナウンスは井上陽水と樹木希林。ハデで凝ったパンフがあるらしい。
ワハハの公演ではなく、「青空シェイクスピア座」の「青空天外」襲名披露公演だ。

旅回りの青空座はシェイクスピア劇を大衆演劇風に演ずる劇団。過去20年の劇団
の歴史を振り返り、朱玉のネタをメドレーで見せる、という設定の元、毎度ばかば
かしい数々のネタを、これでもかという程揃える。昔と比べるとキタナイのはなく
なったが、相変らずアブナイ。フキコシさんと梅垣さんの成長が光る(3年ぐらい
前と比べて)。久本雅美は達者だ。最後、全員にある条件の元でネタをやらせ、お
客の拍手で優劣をつけるという構成は大胆。シュールなネタが増え、いつものこと
ながら、その仕込みの努力には感動させられる。センスが超越してるもの。

見終わって「お祭りだからなぁ。平成モンド兄弟までやっちゃうと、エスカレート
のしようがないんだろう。私はいったい何を求めているんだろう?」



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にしかど(nskd@enpe.net)