座キューピー・マジック


概要

構成員
主な作家
田窪一世
主な演出家
田窪一世
主な役者
主なスタッフ
劇団の公式ホームページ
http://www.scn-net.ne.jp/~cupid-m/

過去の公演

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Vol.7 ガラスの椅子 (90.9)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


座キューピー・マジック Vol.7 「ガラスの椅子」9月15日7時(1:40')
下北沢・駅前劇場 2000円均一 18日まで
作・演出/田窪一世 03−686−4301

ボケた両親と、夢遊病の娘、グチの多い妻、プレッシャーの多い仕事。胃薬
な現実から逃れる唯一の道は「空想の世界」。そこでは会社のOLと不倫、
新しい生活が・・・。気がつくと現実と空想の区別がつかないほどに・・・。

あるとき、いつものように空想の世界にのめり込んでいると、突然アリスと
名乗る少女が現われる(ここまで1時間)。なんと、少女の空想と男の空想
が混じり合ったらしい。そして探偵が登場し・・・。(ここまでで1時間半)

この1時間半は30分ですむ。長いよ。ほとんど男のナレーションと同じだ。
でも、展開は新井素子みたいで後半を期待させる・・・なのに、現実逃避同志
の出会いを演劇的に発展・解釈が期待されたのに「病い」で5分でおしまいた
あ、情けないぞい。もちっと展開しないとTVの「世にも奇妙な物語」だ。

見終わって「でも、隣にいた女子高生は「スゴクおもしろかった」ってさ。確
かにトワイライトゾーンみたいなお話しで・・・でも、どっかで
聞いたことあるよーに感じる人も多いだろうなあ」


僕と真夜中の僕 (93.9)

(下の文章の文責:まねきねこさん)


9/25(土)7:30-9:30PM 晴れ 下北沢・駅前劇場   座・キュ−ピ−・マジック
  「僕と真夜中の僕」  作・演出:田窪一世  客席90%入り

 孤独な人々の真摯な気持ちを描く。しっかり作ってるけど、なんか変。
 お話し。27歳の劇団研究生杉本(佐藤)。5年経つけど、劇団員になれなくて。
 自信喪失ぎみで、疲れるこの頃。先輩女優に迫られたり。好きな女の子は振り向い
 てくれない。上京した父親には、もう芝居をやめろといわれたり。
 そんなときに、「俺はおまえだ」と現れる謎の男。「おまえの悩みはまかせろ」と
 言うのだが・・。
 
 初見。舞台。白のクロゼット、アンチック家具、長椅子と、アメリカン。「加藤健
 一」の舞台装置、廉価版(失礼)。上に行けない階段は、「七年目の浮気」ですね
 
 出だし。劇団同僚の酔っ払っての登場。快調。たしかに、ニ−ル・サイモンを意識
 してる。なるほど、コメディかと思いきや。両親の登場からは、東芝日曜劇場。
 「芽のでない役者が親から責められ、辛いね」芝居に。笑えない話し。
 で、後半が眼目、もうひとりの僕の登場。サイコスト−リ−。可笑しい、恐いよで
 ほっとしたな、のラスト。
 う−ん。それぞれは、きちんと丁寧に作ってる。心理劇としても、見せるんだけど
 。全体だと、よくわからない。コメディにしたいと言う、作家の意図にも疑問符。

 主人公や、彼の部屋に居場所をもとめる人達。南のうお座のフォ−マルハウト。
 独り寂しく、輝く彼ら。孤独な心の訴えは、真摯で骨身にしみる。真正面すぎて、
 ねこには辛い。疲れた。人生、のんきに生きたいものだ。
 
 役者。母親役の村上弥生。ねこかわいがりぶりを好演。
 最前列(全椅子席)に、丸太(ス−パ−・ウ−ファ−)。客が足をのばせない。
 吊ってほしい。「地鳴り」の凄味には、効果あったけど。



Vol.20 愛をあたえることに疲れた天使と愛を奪うことに疲れた魔女の物語 (95.08)

(下の文章の文責:一寸小丸さん)


座・キューピー・マジック Vol.20 「愛をあたえることに疲れた天使と
8月4日(金)7時半(2:07')    愛を奪うことに疲れた魔女の物語」
下北沢/本多劇場 前3000円 当3500円 7/30〜8/6(10ステ)
作・演出/田窪一世 033686-4301 客140(4割)

88年1月旗揚げの同劇団は、最近では年3回を駅前劇場で行っていた。今年は5月にシ
アターVアカサカで公演し、今回初の本多劇場進出である。客が半分も入っていない。
相当無理したみたいね。

小丸は90年の「ガラスの椅子」を見ている。あまり楽しめなかったものの、丁寧なホ
ンに感心した印象が残っている。どんなホンだったかは覚えてないけど。今回、本多進
出ということで、レベルが上がったことを期待しての久々の観劇である。

大人のためのファンタジーメルヘンっつうか、ウェルメイドなハートウォームコメディ
っつうか、加藤健一事務所がやりそうな、洋風っぽいお話しです。主人公を演ずる田窪
さんが、ハゲ・デブ・チビと三拍子そろってまして、ヒロインの美女と合わせた典型で
攻めてきます。パンフレットで田窪さんが言っているけど、洋画からいろいろ借りてき
ているようです。

 ●愛することを恐れる男と、男とくっつくことが愛だと思っている女の、出会い。

  深夜の間違い電話が縁で出会った二人。暗がりで電話線を介して、素直なこと
  ばを交し合う。

  愛することを恐れていた男は、自らを奮い立たせ無理して彼女を受け入れる。
  心が通い合う愛の存在を知った女は、自らの本来の性格を恐れながらも、無
  理して頑張る。無理同士の二人ははたして続くのだろうか。

お互いを認めあい、頑張ろうと訴えた男に対し、それを受け入れる女。ラストシーンの
盛り上がりで、二人は舞台中央で・・・「握手」はねえだろ!。

なんかきれい過ぎないかい。キャラクターが類型的過ぎないかい。丁寧なホンには好感
が持てるんで、もっとお客が入ってもいいと思うけど、金八先生の時代から変わってな
い感じだなあ。

見終わって「まだいい方のホンだとは思うけどね。」


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にしかど(nskd@enpe.net)